Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

三河南部の地震(2018年4月14日)の大震度地点の考察

前回ブログの続きです。
4月14日に起きた三河南部の西尾市吉良町を震源とする大きな地震と、震度4を観測した周辺4つの大震度地点の考察をしていきます。
3月10日のブログ(東日本大震災前日)で、液状化が起こりやすいところや地震で揺れやすいところや、液状化対策の地盤補強などについて、14回の連載投稿しました。
違う日に各々書いていますが、全て同じ日付の投稿にしてあります。
 液状化対策の地盤補強工法1 液状化現象とは
液状化対策の地盤補強工法2 液状化現象の起きた場所・被害
液状化対策の地盤補強工法3 愛知県の液状化危険度マップ

液状化対策の地盤補強工法4 液状化しやすい元ため池・元沼・元用水路・元排水路 
震度4の幸田町菱池は元は巨大な池です。
西尾市一色町の震度4地点は一色用悪水路の河口です。上流は水路的に細いですが、この付近は大きな川状です。

液状化対策の地盤補強工法5 液状化しやすい元川(旧河道)・元堀
震度4の4地点はいずれも川沿いです。
幸田町菱池も広田川など河川があります。
川の流れは昔と全く同じではありません。
太古からいく度も流れを変えてきています。

液状化対策の地盤補強工法6 液状化しやすい水害実績地・巨大な元池(幸田町の菱池・岡崎市の妙覚池)
震度4の幸田町菱池はかつては、巨大な池でした。それを干拓し、新田開発しました。
岡崎などで伊賀川などが氾濫し、死者が出た、2008年の「平成20年8月末豪雨」で菱池は、広範囲に冠水しました。

液状化対策の地盤補強工法7 矢作川下流の流れを西へ大きく変える大工事・矢作新川の開削
西尾市一色町の震度4の地点は、海を干拓してつくられた新田です。
また、同地は一色用悪水路の沿岸ですが、この水路位置は、かつての矢作川の流れであった、弓取川の位置と重なるのではないかと思われます。

液状化対策の地盤補強工法8 液状化しやすい元海・元干拓地・元新田・元干潟・元低湿地・元塩田
西尾市一色の震度4の地点は、元は海で新田開発された場所です。亥新田と呼ばれたあたりです。
もっと北に、巨海という地名で、新田開発された場所があります。

液状化対策の地盤補強工法9 液状化しやすい・地盤の弱い可能性のある土地の地名
地名はその土地の歴史をあらわします。
水に関する地名は、液状化しやすく、地盤が弱いことが多いです。
昨日4/14の地震で、震度4が4地点(図で黄色)あり、震源から近い順に書くと、西尾市一色町(旧一色町 一色さかな広場の北の一色用悪水路の沿川で河口)、西尾市矢曽根町(西尾駅南付近、北浜川沿川、北端は西尾消防署、南端は明泉寺付近)、幸田町菱池、一番遠くは17km離れた、高浜市稗田町です。

西尾市一色町の一色の名は、一色田(荘園で年貢のみ納めればよい田地)に由来する荘園地名といわれますので、元は田だと思われます。

西尾市矢曽根町の「曽根」は河川氾濫があった場所、またその結果自然堤防が形成された場所などを表します。
現に、北浜川沿いです。
「矢」は、矢作川の「矢」と共通の意味があるかもしれません。
矢作川の名の由来は、矢を作る部民の集落があったことによります。矢矧川ともかつて書かれていました。
矢を矧ぐ(はぐ)とは、矢に羽根を付けることです。
日本武尊が東夷征伐の際、川の中州にあった竹で矢を作り勝利したこと伝承があります。
矢曽根町の「矢」が同じ意味だとすると、羽根は水鳥がいたかもしれないですし、竹か竹代わりの葦が生えていたかもしれません。

幸田町菱池はかつて、巨大な菱池という池を干拓して新田開発したところです。
幸田町(こうたちょう)はかつて広田村(こうだむら)であり、広田川の名が由来です。

高浜市稗田町(ヒエタ)は、湿地性のヒエが自生していた場所か、ヒエを育てる田があったかもしれません。

池や田のつく地名は、元池、元川の可能性があります。

液状化対策の地盤補強工法10 ハザードリンク集:液状化マップ・地盤情報・地歴・航空写真・ハザードマップ等
軟弱地盤や液状化しやすい土地について、図書館などで古地図等を調べる方法だけでなく、様々な情報をネットで調べることもできます。
土地の液状化の可能性や地盤状況、地歴(過去の状態)、過去の航空写真・災害履歴・ハザードマップなどの情報を集めた
ハザードリンク集です。

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