Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

液状化対策の地盤補強工法14 エコで安心な砕石パイル工法 エコジオ工法

前回のブログの続きです。
置換工法以外にも液状化対策工法はあります。
砕石パイル工法です。
土中深くドリルで穴を掘り、その中に砕石(砕いた石)を充填する方法です。

ただし、地盤保証会社の液状化保証付にするには、本数を通常の地盤改良よりも増やしたり、さらに、表層に砕石層を設ける工法をプラスする場合も、選ぶ工法によってはあります。その場合、かなり高額となります。
液状化保証を付けない場合は、置換工法のスーパージオ工法やコロンブス工法よりは安価になります。
液状化時には、砕石間のすきまに、わきだす水をためることができ、ある程度までは液状化対策できると思われますが、足らないので、やはり、対策としては、十分ではありません。

KANO空感設計の設計では、砕石パイル工法であるエコジオ工法の採用実績があります。
EGケーシングと呼ぶドリル刃が外周に付いた鋼管で掘削するので、掘削した穴を崩落させずに、掘り進め、引き上げながら、内部に砕石を投入できます。
エコジオ無排土工法といって、通常は出る残土が出ない工法もあります。コスト低減、工期短縮。

エコジオ工法のメリット
エコジオ工法による液状化対策・設計施工方法
効率的・負担の少ない施工方法
 以下はKANO以下はKANO空感設計の設計採用実績です。リンク先は工事中のブログです。エコジオ工法の説明があります。
「集まる家/刈谷」 エコジオ工法(砕石パイル工法)による地盤補強
「通る家/岡崎」 砕石利用のエコな地盤改良エコジオ工法
  
エコジオ工法による砕石パイル工法には、液状化対策以外にも、いろんなメリットがあります。
一部は置換工法のメリットと共通します。

六価クロム対策:表層改良や柱状改良はセメントと土が反応して有害物質が生まれる可能性がまれにありますが、セメントを使わないので心配ありません。

土地資産価値減対策:将来、建築物を撤去する必要が生じた場合、撤去が必要となる地中埋設物がありません。
上述の土壌汚染も発生しません。

定期借地対策:上述のように、土地を返す時に、撤去が必要となる地中埋設物がありません。

工期短縮:セメントを使っていないので、固まるまでの養生期間不要です。

腐植土対策:セメントを使っていないので、固まるかどうかの心配がありません。

ケーシングを使っているので、土留め擁壁などの近接位置でも、それらを地中で押すことによる影響を及ぼしにくいです。(エコジオ無排土工法は除く)

経年劣化対策:砕石は、強い自然石です。鉄道のレールの下に敷かれているように、重い重量に耐えます。
また、経年による強度劣化がほとんどありません。

地球環境の保全:その工法の名前の通りエコな自然素材の砕石だけを使用します。施工中も廃棄物が発生せず、他の素材に比べCO2の排出量も大幅に削減できます。

ちなみに、ケーシングを使っていない、ハイスピード工法という工法もあります。
この会社のホームページの 液状化の危険 など、地盤や砕石パイル工法に関する知識として役に立つページが多数あります。