Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

液状化対策の地盤補強工法4 液状化しやすい元ため池・元沼・元用水路・元排水路

前回のブログの続きです。
西三河には、碧海台地(矢作川右岸の主に旧碧海郡のエリアや豊田市南部)などの台地や岡崎市の東側の台地や丘などには、もとは、ため池や沼だった土地が、数多く存在します。
三河の地形図を見ると、台地や丘陵の位置がよくわかります。

矢作川流域は、水に恵まれていましたが、台地や丘陵は、矢作川から水が引けず、昔から田畑への水確保に苦しんできましたので、そのためのため池等です。
碧海台地の、元ため池の位置図(安城市のみの図)
ため池の延面積は488町歩、1町歩以上もある大きなため池は84か所にも上りました。

その後、江戸時代以降につくられた、用水などにより、ため池等の役割がなくなり、多くが埋め立てられています。
古地図を見るとわかることもあります。
  また、開削したオープン用水路は、その後、パイプラインに置き換わり、埋め立てられ、暗渠化されているところも多くあります。
 こうしたところは、液状化の可能性が高いです。
以前、土地探しからお手伝いをして、設計をした「空縁の家/豊橋」の購入候補地の古地図を調べたら、以前ため池だったことがわかったので、購入をやめたことがあります。
  
以下、主な用水(三河、特に西三河中心に記載)

尾張東部、西三河西部、知多半島の愛知用水(愛知県三大用水 木曽川から取水)
西三河一帯の豊田市、安城市岡崎市西尾市碧南市高浜市刈谷市知立市へ給水する明治用水(明治時代 愛知県三大用水)
豊田市の枝下(しだれ)用水(明治用水の完成直後頃)
岡崎市の北野用水(1676年)、占部用水(1603年 県で2番目に古い)、高橋用水
西尾市の西城用水(明治用水の延長部)、高落用水、荒井用水、北浜川悪水路、古川用水、吉良用水
豊川市・蒲郡市の豊川用水(愛知県三大用水)、松原用水(1567年 県最古)
豊橋市の牟呂用水(豊橋駅近くの帯状に長く連続する、水上ビルはこの用水上に建設されたもの)
  
明治用水や関連施設の見学記は下記の過去ブログ。
安城市の明治川神社見学 水の神様と明治用水建設の功労者を祀る神社
安城市の明治用水「明治本流」見学
安城市の明治用水会館 見学 その1
安城市の明治用水会館 見学 その2
安城市の明治用水会館 見学 その3
安城市の「水のかんきょう学習館」 見学
安城市の大池調整池(明治用水の調整池) 見学
次回に続く。