京都・桜花見と建築見学1 平安神宮・岡崎疎水・岡崎公園・ロームシアター京都(京都会館)
京都へ桜花見と古建築見学に行ってきました。一昨年と昨年の冬にも京都に行っています。桜の京都は初めてです。
まず、平安神宮のある岡崎公園付近をまわりました。
岡崎市に岡崎公園がありますが、京都の岡崎も地名です。
平安京の東に位置するこの一帯は、かつては、白河と呼ばれ、その後、13世紀末に岡崎の名が書物に登場します。
神楽岡(吉田山)や栗原岡(黒谷)の南に位置し、その山際が迫っていることに由来します。
岡崎疎水(琵琶湖疏水のうち岡崎付近を呼ぶ)を十石舟(遊覧船)が進んでいきます。
川面から眺める桜も見てみたいものです。
ロームシアター京都(京都会館)は、偉大な建築家・前川國男さん設計。1960年築。
最近、改修・改築されました。改修前は見学したことがなかったですが、すばらしい建築です。
桜の名所である平安神宮の大鳥居。奥に見えるのは、平安神宮の應天門。
平安神宮は、1895年に平安遷都1100年を記念して創建されました。
旧社格は官幣大社、勅祭社。現在は神社本庁の別表神社です。
設計は、インド様式の築地本願寺(東京)などのを設計した、偉大な建築家の伊東忠太らです。
京都市内には、八坂神社の近くに祇園閣というかなり、異色な塔や、本願寺「西本願寺」近くに、本願寺伝道院というこれも異色の建築物を設計しています。いずれも、見学済。
重要文化財の應天門。
正面に、重要文化財の大極殿。両翼の歩廊の奥にしだれ桜が見えます。
その右前方にある、「左近の桜」。
残念ながら多くは散っていました。葉が赤いのでソメイヨシノではないです。
重要文化財の歩廊の屋根ごしにあふれる桜です。
東方の蒼龍楼は、西方の白虎楼と共に平安京朝堂院の様式を模したものです。重要文化財。
神苑(国の名勝)に入りました。南神苑の紅しだれ桜が満開で、とてもきれいです。
東神苑。
池の真ん中を渡る泰平閣。
池に張り出すように建つ尚美館。
ライトアップもあるのですが、行った日は行われていませんでした。
4月5~7日の4日間のみで、夜桜コンサートも行われ、幻想的な池に写る桜がきれいそうなので、いつか行ってみたいです。
平安神宮の應天門の西脇に、新しく、京都・時代祭館 十二十二(トニトニ)がオープンしました。
次回に続く。山科区にある、秀吉の「醍醐の花見」で有名な醍醐寺他。