Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

災害に「備える」設計の重要性・「備える家/岡崎」のオープンハウス開催7月28・29日

前回ブログの続きです。
前回は、「豪雨や台風と地震の同時または連続の発生可能性」
 
[ 災害等に備える家 ]
前回ブログまでに書いたように、豪雨や地震など、最近、大きな災害が続いています。
家をこれらの災害の脅威に、「備える」必要があります。
こうした大きな災害が起きるたびに、一人でも助かり、一軒でも多く、災害に「備えた家」を設計したいと思っています。

 <浸水対策設計>

KANO空感設計では、前回紹介した災害実績情報や災害予測情報をもとに、予算や法規制やバリアフリー等の条件も考慮しながら、浸水被害予測のある地域では、できる限り、対策を行った、住宅設計をしていきます。
浸水被害に備えるためには、地盤のかさ上げや、立ち上がり基礎高を上げたり床高を上げたり防水板設置等の対策があります。
敷地によって程度の差はあれ、費用増大やバリアフリー困難化なども伴う可能性があるので、敷地条件や法規制、ご要望等に応じて設計していくことになります。

<土砂災害対策設計>
土砂災害が起こりやすい場所は、特に、崖地、急斜面地、高低差の大きい地域などです。
今回の西日本豪雨や広島の豪雨など、たびたび起こる豪雨で、がけ崩れなどの大規模な土砂災害が発生していますし、熊本地震の時のように、大規模地震でも、がけ崩れがおきます。
いわゆる「がけ条例」が全国の都道府県で定められており、愛知県では、愛知県建築基準条例の第8条が該当します。
まずは、これに従った、設計をしていくことになります。
土留め擁壁をつくる場合は、裏込砂利を入れたり、水抜き穴をつくり、擁壁にかかる水圧を軽減する設計をしたほうがいいです。

<地震対策設計>
たびたび、ブログで書いています。
過去ブログ
「「備える家/岡崎」 構造設計(液状化対策、高度な耐震設計、耐風設計、制震設計)と家具家電転倒防止対策 他・オープンハウス開催」

 <「備える家/岡崎」のオープンハウス開催>
設計した、「備える家/岡崎」のオープンハウス(完成見学会・住宅相談会)を、7月28・29日に岡崎市で開催します。
タイトルの「備える」は、地震や台風など、以下のような様々なものに「備える」という意味であり、設計テーマとなっています。
バリアフリー高齢化対策・痴呆対策耐震液状化制震耐風耐久防火防暑・防寒防音防犯プライバシー対策ライフシーンの変化対応、低ランニングコスト、安全対策等

最高ランクの耐震等級3としたうえで、地震の揺れを半分に抑える制震金物を設置した制震設計を行っています。
強風に耐える、耐風等級は最高ランクの2です。
詳しくは、こちらのオープンハウスお知らせサイトへ
愛知三河岡崎で「備える家/岡崎」7月28・29日オープンハウス開催!見学・相談者募集!バリアフリー・耐震・制震・二世帯住宅 / 岡崎のKANO空感設計 

この家の地震対策地震時火災対策、台風対策についてはこちら。
「備える家/岡崎」 構造設計(液状化対策、高度な耐震設計、耐風設計、制震設計)と家具家電転倒防止対策 他・オープンハウス開催