Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

京都・桜花見と建築見学4 祇園の八坂神社・円山公園のしだれ桜

前回のブログの続きです。
山科区の勧修寺から、祇園へ。すっかり暗くなりました。八坂神社へ参詣しました。一昨年は昼に来ました。
全国の八坂神社の総本社です。式外社 官幣大社(全国62社うち京都市8社) 別表神社 二十二社(下七社)です。
京都三大祭の祇園祭はこの神社の祭礼です。1868年に改称するまでに感神院または祇園社と呼ばれていました。
重要文化財の西楼門。

珍しい青銅製の狛犬。祇園の町を見下ろしています。

西楼門の中の右側に、通称「随身様」。左近衛中将(さこんのちゅうじょう)

もう一人は左側に、通称「隋身様」右近衛少将(うこんのしょうしょう)。二人で、神域を守っています。
3月桃の節句のひな飾りにも、通称「隋身様」が2人飾られます。一人は年配で黒い服を、もう一人は若者で緋色の服です。
詳しくは ひな祭り文化普及協会 公式 


夜桜の円山公園へ向かう、多くの花見客で賑わっています。
屋台がたくさん。楽しい気分になります。

おばけ屋敷もありました。

たくさんの摂社があります。
疫神社。疫病除けの神様。

太田社。交通安全・方位除けの神様と芸能の神様。

1646年創建の重要文化財の北向蛭子社。商売繁盛の神様。
その名の通り、社殿が北を向いています。この方角を向いている神社は珍しいようです。

大黒主社。縁結びの神様。ハート形の絵馬です。

「因幡の白うさぎ伝説」の大国様と白うさぎ。

願掛けうさぎ。

本殿前にある、たくさんの提灯が美しい舞殿。

重要文化財の本殿。
一般の神社では別棟とする本殿と拝殿を1つの入母屋屋根で覆った独特の建築様式をとり「祇園造」と言われます。

一昨年来た時行っていた、南楼門の工事が終わり、きれいになりました。提灯と奉納酒樽。

玉光稲荷社。五穀豊穣の神様。

東の赤い鳥居を出ると円山公園です。公園といっても、普通の公園とは違い、名勝です。
ちなみに、南の鳥居は石製で重要文化財です。(写真なし)

円山公園にはたくさんの人が花見をしていました。

有名な巨木の枝垂れ桜。八坂神社側から見上げたところ。

反対側から見たところ。写真よりも実物のほうが、もっときれいです。

かがり火があちこちで焚かれていて、幽玄な世界でした。

公園奥に尊敬する、坂本竜馬と中岡慎太郎の像。

次回に続く。知恩院の桜、青蓮院の夜間特別拝観。