Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

瀬戸・桜の名所1 定光寺公園(ユースホステルクラブ・合同OL(オリエンテーリング)大会の思い出)

瀬戸市の桜の名所である定光寺公園へ行ってきました。
JR中央線の定光寺駅が最寄駅です。
土岐市生まれ、土岐・多治見育ち(23才まで)なので、名古屋へ遊び、通学、通勤で中央線を利用していましたが、定光寺駅は、通り過ぎるだけの駅であり、降りたことがなかったです。
車では、庄内川(岐阜県内では土岐川と呼びます)沿いの愛岐道路は、名古屋の守山方面への行き来で、よく通っていました。
すばらしい渓谷美や駅前の廃墟ホテル「千歳楼」を見たり。
その駅名である、定光寺の隣にある、大きな公園です。
瀬戸市、春日井市、豊田市、小牧市、新城市、設楽町にまたがる、広大な愛知高原国定公園の一部です。
国定公園とは、国立公園に準ずる景勝地です。県内4つある国定公園のうちで最大面積です。
公園内を流れる御手洗川沿いの桜。

新緑のあおもみじと、背景の山の桜がきれいです。

桜は散り始めです。散った花びらが地面のクローバー一面に真っ白に広がる光景もいいものです。

オブジェ的なすべり台がアートっぽくて、とても気に入りました。見る角度によって様々な形に見えます。
背後の法面にもすべり台があり、トンネルも3本あって、楽しそうです。

雪やなぎがきれいです。

メタセコイアの3本の巨木。

定光寺公園へに来たのは30年ぶりで、大学生の時以来です。
オリエンテーリングという野山を駆け巡るスポーツをご存じですか。この周辺にはそれができるコースがあります。
日本オリエンテーリング協会の公式サイト
愛知県オリエンテーリング協会の公式サイト
定光寺公園周辺は愛知県が設置した、オリエンテーリングパーマネントコースと呼ぶ、常設コースです。
スタート直前に渡された、地図上にポストやコントロールと呼ぶ、チェックポイントが多数示されており、決められたポストを順にコンパス(方位磁針)を使って自由にコース取りをしてまわり、いかに早く、ゴールできるかというスピードを競うタイムトライアルレースで、基本的には個人競技です。
これに参加しに来たのです。

 名古屋工業大学で、ユースホステルクラブという、旅行クラブに入っていました。
ユースホステル(略してYH)とは、全世界や全国の主に観光地にある、主として青少年のための宿泊施設のことで、独特な利用ルールなどがあります。家族以外は男女別室など。
日本ユースホステル協会の公式サイト
楽しい夜のイベント(歌って踊ったり、リクレーションなど)のあるYHもあります。
安く宿泊できるので、大学時代や卒業した直後には、多くのYHを利用して、旅行しました。
北海道2回、九州、神戸、北陸、知多、浜名湖など。
年に一度、東海地区のユースホステルクラブのある多数の大学が、合同OL大会(OL=オリエンテーリング)という、数百人が参加する大規模な大会を開催しており、定光寺公園一帯が会場になった年があり、それに参加した楽しい思い出の地なのです。
しかし、今思えば、旅行クラブであるユースホステルクラブと、OLは何の関係があったのかな?
まあでも、名工大のユースホステルクラブは、純粋な旅行クラブというよりも、女子大や短大との合同ホステリングや合同キャンプや合同スキーをし、その直前には顔見せ(打ち合わせ兼合コン)をしょっちゅうしていましたので、レクリエーションクラブでした。他大学も当時バブル期で、似たような傾向があったと思いますが。
ユースホステルクラブ全盛期(私よりもずっと前の世代)の東海地区の大学出身の方がつくったサイト「あの頃のユースホステル部」があるので、ご覧いただくと、当時の雰囲気が伝わると思います。
合同オリエンテーリングのページ
 
チーム戦であり、他大学から1名ずつ参加した10人くらいのチームをつくり、協力しながら、ゴールをめざします。
大会前に顔見せ(という名の飲み会)、大会、打ち上げと、他大学の学生との交流を楽しむことができました。
現在では、ユースホステル自体が激減しており、全国のクラブや部も減っており、残念に思います。

一方、今回調べていて、名古屋大学や椙山大学に、オリエンテーリング部や各地に社会人などが中心となったオリエンテーリングクラブというものが多数あることに驚きました。岡崎には2つのクラブがあり、岡崎東公園にコースがあります。
私は学生時代に参加できませんでしたが、このコースが、合同OL大会の会場になった年もありました。

定光寺公園の西のほうには正伝池という大きな池があります。
最初に見た、桜並木のある御手洗川が流れ込んでいます。鯉がいます。池には桜の花びらがたくさん。

鴨とあひるがいました。

奥に、六角堂(弁天堂)が浮島内に見えます。

弁天橋と六角堂(弁天堂)。弁財天を祀っています。

 浮島に渡る弁天橋。

浮島から見た、池の奥の桜。

東海自然歩道があります。東京八王子市から、大阪箕面市までの長大なコースで、定光寺周辺はコースの一部です。
先月、「中馬のおひなさん」に行った、古い町並みの豊田市足助町もコースの一部です。
足助町の香嵐渓ビジターセンター近くに、東海自然歩道の案内板がありました。
過去ブログ。連続20回投稿の6回目。
豊田市足助町「中馬のおひなさん」見学6 香嵐渓ビジターセンター(足助観光協会)

池の奥から見た六角堂。
 

池を一周し、東駐車場に戻ってきました。近くの山の桜がきれい。

その後、定光寺へ参詣するために、北駐車場へ車を移動。
北駐車場付近のつつじがきれい。

インパクトのあるオブジェ。目は両面にあり、定光寺と定光寺公園のほうを見ています。
タイトルも作家名もありません。
気になったので、調べてみました。
瀬戸彫塑クラブという団体が、設置したもので、他の場所にも野外彫刻がたくさんあることがわかりました。
また、行って見たいと思います。
こられの彫刻のなぞを発見したした方のブログ。【定光寺】ついに石像の謎が解けた(解決編) 
 
次回に続く。定光寺へ。