Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

岡崎の花火大会・8月4日(土)開催!記念すべき第70回大会・三河花火の発祥地・菅生神社・花火を見るための工夫をした「通る家/岡崎」の設計

前回ブログの続きです。
前回は、「岡崎・老舗二社(カクキュー、まるや)の八丁味噌のGI(地理的表示保護制度)登録除外問題に対し、登録見直し要望の署名をしてきました」

先ほど、岡崎の老舗二社(カクキュー、まるや)の八丁味噌GI(地理的表示保護制度)登録除外問題に対し、国への登録見直し要望書へ署名しに、JR岡崎駅の岡崎市観光案内所に行ったことを書きましたが、岡崎の花火大会のポスターを見つけました。8月4日(土)に開催です。記念すべき第70回大会です。

 毎年、岡崎の花火を見てます。
3年前には乙川の桟敷席で見たこともあります。
岡崎市政100周年記念の特別バージョンがあり、家康を中心とした戦国時代劇ナレーションとともに、花火が上がりました。
間近で見る花火はよかったなあ。仕掛け花火や金魚花火も見れました。
今年は第70回記念ということで、特別バージョンあるかも。
今年7月から、市内全域で始まった、岡崎出身アーティストの内藤ルネで町づくり「内藤ルネプロジェクト」のひとつとして、内藤ルネのイラストの仕掛け花火があります。
 
岡崎の花火大会は「岡崎三大祭」のひとつで、岡崎城の東にある、菅生神社(すごうじんじゃ)の祭礼である菅生祭りが起源です。
過去ブログ
岡崎三大祭・能見神明宮大祭(能見神明宮)、菅生祭り(菅生神社)岡崎花火大会共催、天満天神祭(岡崎天満宮)

全国に有名で人気の高い、岡崎の花火大会は、この神社の祭礼 「菅生さんの川花火」が元であり、現在は共催となっています。
 菅生神社 (岡崎市) – Wikipedia
 110年創建の岡崎市最古の神社 明神型石鳥居は岡崎市の文化財
 菅原道真、徳川家康公も祀っています。

 岡崎は、江戸時代の徳川家康の鉄砲隊がルーツの、歴史の長い三河花火の発祥地です。
 花火は岡崎市の伝統的な産業であり、三河花火の中心地でもあります。
 三河花火の歴史資料については、岡崎市の奥殿町にある、奥殿陣屋三河花火資料室があり、今春、梅の花を見に行った時にも見ました。
 三河・岡崎市花火の歴史
 伝統の三河花火
 公益社団法人 日本煙火協会 
 会員リスト 日本煙火協会の愛知県の会員 岡崎が一番多いです。
 
  岡崎の花火大会は例年、50万人の観客でにぎわい、多くの夜店がでます。
 今年2018年は8月4日(土)開催です。
 岡崎城下家康公夏まつり 第70回花火大会 
 
岡崎の花火大会!! 岡崎観光協会ホームページ
  岡崎まつり 公式サイト
  旧称岡崎観光夏まつり花火大会 Wikipedia

<花火を見る部屋の設計>
岡崎の花火を、乙川と矢作川の2か所からうちあがるところを、両方見れる部屋のある、「通る家/岡崎」を設計したことがあります。
窓の高さや設置高などを決めるために、乙川と矢作川の2か所の打ち上げ場所を調べ、上空高さのどこまで花火が上がるか調べて、各々の方向ごとに断面図を作図し、床座の目線高を入れて、花火がどのように見えるかシュミレーションをしました。
道路街路樹や周辺の建物の位置や高さ等も考慮しました。
インテリアカラーや照明器具などのインテリアは、お施主様の好みを設計に反映しています。
 

その結果、コーナーウィンドウとし、出隅に、北窓、西窓を設け、床座で見れるよう、腰壁を低くしました。
でもそうすると腰高が低すぎて危ないので、窓外に、デッキ(外縁)を設け、安心感を与えました。

構造的には、出隅コーナーには、耐力壁があったほうがいいのですが、他の方法でカバーすることにより、最高ランクの耐震等級3となる耐震性の高い家としています。

ふだんは、ベリーダンスのレッスンスタジオです。造作家具の三角形平面のTVボードには、TVモニターを置いて、ベリーダンスのDVDを流して、見ながら、練習できます。
その脇には大型鏡が張ってあり、自分のダンス姿を見ながら、自己チェックできます。
右に見える造作家具の本棚には、ベリーダンスの練習本やDVDやベリーダンスグッズ等を収納できます。
壁や天井は塗装です。右側上部の一部濃いピンク壁は、手すき和紙張りです。

花火にも見える、イケア製の照明器具を設置しました。
横浜の港北イケアに実物を見に行きました。レストランにたくさん吊るしてありました。

窓外の二方に設置された、ウッドデッキ(外縁)。この写真では、西窓はシャッターを下ろしています。
外壁はスペイン漆喰です。縦格子を玄関まわりの演出や目隠しとして使っています。
右手前の格子の奥にはスロープがあり、車いすになっても、バリアフリーで、玄関に入れます。

 <オープンハウス見学会のお知らせ>
 
愛知県岡崎市で、私たち夫婦建築士が設計した「備える家/岡崎」のオープンハウス見学会を開催します。7月28・29日
地震など様々なことに「備える」家です。
最高クラスの耐震等級3、地震の揺れを半分以下に抑える制振金物ガルコン液状化地盤補強(スーパージオ工法)、最高クラスの耐風等級2家具転倒防止金物設置下地感震ブレーカー付分電盤 防火 他
詳しくはこちらのオープンハウスお知らせサイトへ
岡崎のKANO空感設計 加納年勝