Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

自治体の地震対策としての補助金制度・生垣、家具転倒防止金具、耐震診断、耐震改修、家の除却、危険空家の除却

前回ブログの続きです。
前回は、「ブロック塀・石積塀・ブロック土留め擁壁の地震や強風、豪雨時等の倒壊崩壊危険性・点検、造り替えの勧め、除却補助金」

<生垣の補助金>
危険なブロックを撤去したあと、何もないので不安という方は、フェンス生垣にするといいです。
愛知県内に限らず、各自治体では、生垣をつくると補助金制度があるところもあります。
岡崎市: 生垣づくりの補助制度 生垣づくり・屋上などの緑化・花のまちづくり事業への補助制度

<家具転倒防止金具の補助金>
大阪北部地震
では、倒れてきた家具の下敷きになって亡くなった方がいます。
愛知県内に限らず、各自治体では、家具転倒を防止する金具の取付補助金制度があるところもあります。
岡崎市:家具転倒防止金具の取り付け補助制度 

<耐震診断>
愛知県内に限らず、各自治体では、耐震診断を行っているところもあります。
岡崎市は無料の耐震診断を行っています。耐震診断・耐震改修補助制度 
1981年(昭和56年5月)以前に建てられた古い耐震診断基準の家等が対象です。
建物を除却することが決定している場合は、申し込みできません。 
私は、岡崎市からの間接的依頼で、耐震診断員をしていたことがあり、何棟も診断を行いました。
そのうち、数軒は、10年ほど前にも市の耐震診断を受けて、基準値1.0をクリアしていた建物でしたが、2012年に耐震診断基準が大きく変わり、その基準で診断したところ、判定値が、1.0を大きく下回る結果の0.2~0.3とかになり、耐震補強を要するという診断結果になったことがあります。
1981年(昭和56年6月)以降は、建築基準法が変わり、いわゆる「新耐震基準」と呼ばれますが、現在では、新しくないです。
1995年の阪神淡路大震災の後に建築基準法が見直され、2000年(平成12年)に現行の耐震基準が施行されましたので、2000年以前の建物は古い基準です。
なので、 1981年(昭和56年6月)以降の家も耐震診断をするべきです。
市には依頼できませんので、設計事務所等へ。 
 

耐震診断を何回もしていますが、悪い診断結果を見せても、死をあきらめてるから、何もしないという反応をする方が多いです。
倒壊して、自分は死んでもいいと思っていても、実際には死には至らず、けがや病気等をして、入院や通院や介護などが必要になって、家族等に迷惑や医療費や家の補修費や建て替え費が、重くのしかかってしまうかもしれません。
家が倒壊して、家族や子供や孫(同居してなくても、たまたま遊びに来てた時に被災するかも)が亡くなったり、けがをしたりするかもしれません。
家族などに迷惑をかけることになりえます。
倒壊などにより、隣家などを壊してしまい、人命を奪ったり、けがをさせたりして、他人に迷惑をかけることもあります。
倒壊して道路をふさぐと、避難経路をふさいだり、消防車や救急車が通れず、隣家だけでなく、周辺に迷惑をかけたり、救助が遅延したことで、助かる命が助からなくなってしまうかもしれません。
自分は死んでもいいと思っていても、家族や他人に迷惑をかけるような死に方は、しないようにしたいものです。

 <耐震補強の補助金>
愛知県内に限らず、各自治体では、耐震補強の補助金があるところもあります。
市の耐震診断を行っていることなどの条件があります。
岡崎市では、木造住宅の場合、最大100万円(工事90万円+設計10万円)です。耐震診断・耐震改修補助制度 

<家の除却補助金>
愛知県内に限らず、各自治体では、家の除却補助金があるところもあります。
市の耐震診断などを行っていることなどの条件があります。
岡崎市では、木造住宅の場合、最大20万円です。住宅除去費補助制度
過去にこの制度を使って、KANO空感設計が設計した建て替えの家の建設のために、除却補助金を申請して、お施主様がもらったことがあります。
   
<危険空き家除却補助金>
空家問題が全国で深刻化しつつあります。
自分が住んでいないからいいやと、ほおっておいて、地震や台風や豪雨等で倒壊するなどすれば、隣宅に倒れ掛かったりしたり、道路をふさいでしまって、人やけが人や緊急車両が通れないなどの弊害が生じる可能性があり危険です。
空家は放火の原因になったり、犯罪に使われたりする可能性があります。
岡崎市では、危険な空家を除却する補助金があります。危険空き家除却事業補助金 | 岡崎市ホームページ
除却する意志があるなら、これを利用するといいです。
現在は使い道がなくても、残しておきたいのであれば、 耐震診断を受けて、そのまま、使えるなら、使うか売るか、賃貸に出す、耐震補強するなど有効活用すべきです。
建物が古くて、建物への固定資産税はほとんどかならないような状態でも、土地には固定資産税がかかるのですから、せっかくの資産を生かすべきです。

<耐震シェルターの補助金
愛知県内に限らず、各自治体では、シェルターの除却補助金があるところもあります。
耐震シェルターとは、ベッドの上に設置した、頑丈なフレームなどのことです。
地震時に家がつぶれても、人命を守ることができる可能性が高まります。
岡崎市では耐震シェルターの補助金があります。耐震シェルター整備費補助制度のご案内(PDF形式:180KB)
高齢者(満65歳以上)または障がい者が居住する木造住宅(判定値が0.4以下)が条件です。
り災住宅 上限20万円、それ以外の場合 10万円
 
<オープンハウス見学会のお知らせ>
設計した建て替え住宅で、既設ブロック塀の倒壊の危険性を排除するために、既設ブロック塀を撤去し、フェンスに変えた設計事例があります。
 
愛知県岡崎市で、私たち夫婦建築士が設計した「備える家/岡崎」のオープンハウス見学会を開催します。7月28・29日
地震など様々なことに「備える」家です。
最高クラスの耐震等級3、地震の揺れを半分以下に抑える制振金物液状化地盤補強(スーパージオ工法)、最高クラスの耐風等級2家具転倒防止金物設置下地感震ブレーカー付分電盤 防火 他
詳しくはこちらのオープンハウスお知らせサイトへ
岡崎のKANO空感設計 加納年勝  
 

次回に続く
「 熊本地震から2年・被災地の今・NHK「鶴瓶の家族に乾杯」で出会い旅・地震規模・被災規模・地震関連死・土砂災害・液状化現象」