Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

西尾の抹茶・愛知県初のGI(地理的表示保護制度)登録・国認定の地域ブランド・ゆるキャラ「まーちゃ」

前回ブログの続きです。
前回は、NHKブラタモリの2018年京都シリーズ第三弾「京都・宇治」 宇治平等院・宇治茶・抹茶

愛知県でお茶といえば、西尾の抹茶が有名です。
てん茶(これをひいたものが抹茶)の全国生産量の20%を占め、市町村別の全国トップレベルであり、「抹茶」に特化した唯一の生産地となっています。
2位は「宇治茶」のてん茶 京都府和束町(京都府南東部)
西尾の茶畑を見学したことがあります。
 
<西尾の抹茶の特徴>
西尾の抹茶は、鮮やかな碧緑色の外観を持ち、渋味が少なく、まろやかで強い旨味が続くことが特徴です。
矢作川と矢作古川に囲まれた三角州に位置する茶園は、地下水位が低く、根深となるため、茶の旨味成分であるテアニンの生成が促されます。
鎌倉時代から茶産地としての伝承があり、明治期に茶産地として本格的に発展します。
岡崎市からは茶臼に適した御影石が産出され、石細工の技術も高く、良質の抹茶につながる茶臼が生産されてきました。

<西尾の抹茶の歴史>
1271年に実相寺(上町下屋敷15)が西条城主・吉良氏の菩提寺として、吉良家三代の足利(吉良)満氏が創建しました。
京都東福寺から迎えた開祖・聖一国師(しょういちこくし)が境内にお茶の種を播いたことに始まります。
当時は僧侶や貴族などが愛飲しました。
その後江戸時代初期になるとお茶の栽培が奨励されて広まっていきました。

大永年間(1521~28)に 紅樹院(上町浜屋敷83)が、徳川家康の伯母を弔うために創建されました。
明治5年、住職の足立順道(あだちじゅんどう)が、茶産業の振興のために京都の宇治から茶の種を取り寄せて茶園を開きました。
明治12年に知多郡から茶師を招き、茶の製造を始めました。
その後、産業としての茶栽培が西野町地区一帯に引き継がれ、日本有数の抹茶の産地として発展していきました。
足立順道を茶祖と呼び、紅樹院は「茶祖の寺」と呼ばれます。
境内には西尾茶の原樹、参道入り口には大正2年に建てられた順道の頌徳碑があります。

<地域ブランド>
特許庁の地域ブランドに認定されています。
茶の分野で抹茶に限定した地域ブランドとしては全国で初めてです。

<GI(地理的表示保護制度)登録>
愛知県で初めて、「西尾の抹茶」が農林水産省のGI(地理的表示保護制度)登録されました。
登録地域は西尾市と安城市です。(安城市も含まれているとは、意外です)
西尾の稲荷山茶園公園(上町稲荷山)や実相寺や紅樹院の付近を中心とした、矢作川沿岸丘陵地域が有名ですが、吉良町、安城市でも栽培されています。
抹茶としては、初めてのGI登録です。
お茶としては、他には八女茶の福岡県の「八女伝統本玉露」のみが登録されています。
日本三大茶の宇治茶、静岡茶、狭山茶はいずれも未登録です。
西尾と福岡以外の全国の他のお茶の産地はどこもまだ、GI登録がありません。
農林水産省のGI(地理的表示保護制度)登録産品一覧  
 
<西尾の抹茶を知るリンク集>
西尾の抹茶・お茶  西尾市役所
西尾の抹茶 西尾市観光協会
西尾の抹茶 西尾茶協同組合
西尾市茶業組合

<西尾市の抹茶のゆるキャラ「まーちゃ」>
西尾市のゆるキャラ「まーちゃ」がいます。西尾の抹茶をPR。
かわいいので、女の子かと思っていたら、男の子です。
東海地方限定のJIMOキャラ総選挙2014で27位です。
過去ブログ
西三河ゆるキャラの活躍・刈谷市かつなりくん、知立市ちりゅっぴ、安城市きーぼー、岡崎市オカザえもん、西尾市まーちゃ 他

<抹茶を生かした町づくりイベント>
西尾の抹茶の日 
毎年10月上旬
「西尾の抹茶」のお祭りです。
西尾の抹茶呈茶サービス。石臼を挽いての抹茶づくり体験。抹茶工場見学や、抹茶わた菓子の販売などまた、とこなめ焼窯変ライブやうなぎ、えびせんべい、地酒など地場産品や特産品の販売も行われます。
2017年の開催時のサイト「西尾の抹茶の日&にしお産業物産フェア開催のお知らせ

西尾の抹茶 いっぷくキャンペーン
名鉄の企画 2018年4月21日~6月30日
抹茶の薫る「三河の小京都」西尾でお抹茶スイーツ&ランチのおいしいおもてなし!!
抹茶の里を美味しく満喫☆

抹茶スイーツ選手権2018の募集中です。
西尾市の特産品“西尾の抹茶”を、抹茶スイーツとして親しみ、味わいながら、広く世界へ発信するため、
高校生パティシエによる抹茶スイーツ選手権2018年の作品を2018年5月4日~6月8日に募集しています。

次回に続く「西尾の抹茶」のGI登録地域の西尾・安城以外の愛知県の茶産地