Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

リニア中央新幹線の岐阜県新駅名・旧名鉄美濃町線美濃駅・長良川鉄道美濃市駅

前回ブログの続きです。
リニア中央新幹線の岐阜県新駅名の候補についてです。
歴史的にいえば、美濃の国府が、美濃、尾張、伊勢の3か国をおさめた守護大名の土岐氏発祥の地である、東濃地方の瑞浪市に置かれた時代もありましたので、東濃が美濃を代表する時代もあったのです。斉藤道三による下剋上がおきる前です。
過去ブログ
明智光秀・明智氏のルーツは守護大名の土岐氏

なので、美濃を代表する、「美濃駅」としてもいいくらいですが、中濃地方に美濃市があり、まぎらわしいため無理です。
美濃市には、2005年に廃線になった名鉄美濃町線美濃駅がありました。駅も廃線と同時に廃駅。
旧名鉄美濃町線美濃駅の駅舎・プラットホーム・線路はそのまま保存されています。全て、国の登録有形文化財になっています。
旧名鉄美濃町線美濃駅本屋
旧名鉄美濃町線美濃駅プラットホーム及び線路
美濃駅の名前は、美濃町駅からの改称です。
名鉄美濃町線の前身である、美濃電気軌道による開業時は上有知駅(こうずちえき)と称しましたが、開業後まもなく上有知町が美濃町に改称したため、これに呼応して美濃町駅に改称しました。
それがこの路線名「美濃町線」の由来です。
 後に、美濃電気軌道は、名古屋鉄道(現在の名鉄とは違う、前身会社。名古屋鉄道→名岐鉄道に改称→愛知電気鉄道と合併し名古屋鉄道)と合併し、後年、名鉄美濃町線となりました。
その後、国鉄越美南線(現在の長良川鉄道越美南線)が開業し、同名の美濃町駅ができると、連絡路線として延伸し、新美濃町駅と改称しました。
その後、美濃町が周辺と合併して、美濃市となり、駅名が美濃駅に代わりました。
国鉄越美南線の美濃町駅は、美濃市駅に改称して、現在に至ります。
長良川鉄道は、JRではなく、第三セクターの鉄道会社で、美濃太田駅(美濃太田市)から北上し、北濃駅(郡上市白鳥町)までの路線のみです。
所要時間約2時間。
美濃太田駅は、JR高山線、JR太多線の駅がある要所です。
「越美」とは、越前の「越」と美濃の「濃」であり、岐阜県と福井県を結ぶ鉄道路線である「越美線」を国鉄で計画していたものの名残です。
結局、県境の険しい山岳地帯を通すことが断念され、岐阜県側を越美南線、福井県側を越美北線と呼んでいました。
現在は、越美北線はJR西日本となり、九頭竜線という愛称がついています。
旅客案内上はこの愛称が用いられています。
福井県
福井市越前花堂駅から福井県大野市九頭竜湖駅までの路線です。
 
これらのことから、駅名が、「美濃駅」になることはないでしょう。
新美濃駅」という名も、やはり、美濃市の駅と混同される可能性があります。
「新」と付ける駅名の場合、もとは「新」がついていない駅名が近くにある場合が多いためです。これは全国的にそうです。
この地方では、例として、名鉄の新名古屋駅、新岐阜駅もそういう名前の付けられ方でした。
今は、ともに、名鉄名古屋駅、名鉄岐阜駅という名前に代わっています。

岐阜美濃駅」では、岐阜市にある駅のように混同される可能性があります。
  
次回に続く。全国自動車登録台数ランキング 2018年