安城市の明治用水会館 見学 その3
前回ブログの続きです。
明治用水会館の中に入りました。
ホールの床タイルに、西三河の巨大な航空写真が印刷されています。
明治用水の恩恵を受けている地域全域です。
豊田市、安城市、岡崎市、西尾市、知立市、刈谷市、高浜市、碧南市の8市ですが、最も恩恵を受けているのは安城市で、日本デンマークと呼ばれ、農畜産業の大発展をとげます。
用水は矢作川が水源で、頭首工(用水の取り入れ口)が豊田市の水源公園付近にあり、矢作川右岸から明治本流が流れ、途中で、東井筋へ別れ、明治本流の先は、中井筋、西井筋に分かれています。井筋とは幹線のことで、そこから、さらに多数の支線に分かれています。
こちらの明治用水マップが分かりやすいです。
東井筋は刈谷市の衣浦湾の最北部付近へ、中井筋は高浜市の衣浦湾の衣浦大橋の少し北へ、西井筋は、矢作川の上を渡り(現在は矢作川底にパイプライン化)、西尾市寺津町の三河湾につながる平坂入江の最北部付近へ流れています。
明治期にできた上記の幹線以降に、矢作川左岸からは本流とは全く別ルートで、岡崎市北部の細川町を通り、矢作川底を通り、北野町を通る、北野幹線もあります。
用水だけでなく、かつて存在した鉄道も表現してあり、興味深いです。
西尾駅と岡崎新駅(岡崎駅東)を結んでいた、西尾鉄道(旧名鉄西尾線)昭和37年に廃止。↓
岡崎駅から、井田駅(岡崎市)までの名鉄岡崎市内線昭和37年に廃止。
そこから豊田市の上挙母駅を結んでいた、名鉄挙母線。昭和48年に廃止。↑
碧南駅から吉良吉田駅(西尾市吉良町)までや猿投駅(豊田市)から西中金駅までの名鉄三河線(南のほうは、廃線直前に、子供たちと乗りに行きました)平成16年に廃止。
明治用水会館のもとである、明治用水土功会事務所は、先日、行った、知立市の知立神社(過去ブログ)の境内にあります。
松尾芭蕉の句碑の前に建っています。
明治18年築の建物で、「養正館」と名付けられており、愛知県での陸軍大演習の時には明治天皇の休憩所となったところで、その記念碑も立っています。
次回に続く。次回は隣にたつ、水のかんきょう学習館です。明治用水会館ではここでとりあげたものくらいしか展示がないのですが、学習館には、明治用水のことを深く知ることができます。








