Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

茶道和室の設計事例2 「通る家/岡崎」 2つの茶道和室、和庭、坪庭、つくばい、外縁

前回ブログの続きです。
前回は、茶道和室の設計事例1 「回廊の家/岡崎」 炉、炉畳、炉釜吊、水屋、中庭、つくばい、外縁
通る家/岡崎」では、各階の2つの和室茶道ができるようにしました。
1階の和室1はLDKとの続き和室で、3本引き込み襖で開いたり、閉じたりできます。
ホールからも直接、で入れます。
畳は半帖へりなしの本イグサの薄畳で、下地合板も上げると全面が畳下収納になります。
基礎断熱だからできることです。
壁は和紙張り、天井は網代張り
スイッチやコンセントのプレートは木製です。
ランマは解体家屋からの再利用品です。LDK側には不透視のアクリル板を張って、空調ロス対策しています。
リビングの戸の中にはめてある透かし彫りも再利用品です。

 

和室1の南に縁側1があり、その南にある坪庭には、沓脱石つくばいがあります。
中央にせせらぎがあります。
直上は屋根に大きな穴があいており、雨が降れば降り込みます。
奥に見える、軒樋からの雨落としの鎖樋瀬尾製作所製 網代 銅製)を伝った雨が、手前の池に向かって、石橋の下をくぐって流れていきます。
つくばいや、瓦の小端立て見切は、解体家屋の再利用品です。

和庭。中央は水を張らない。手前に外縁(ウッドデッキ)があり、待合の代わりとなっており、座れます。

2階の和室2。
中央の上げ下げ障子飾り木は、解体家屋の再利用品。
両脇に襖があり、引いたところの写真です。亭主と客で各々入口が違うため、分けています。
左奥に見える開き戸は、解体家屋の再利用品。
畳はへり付1帖サイズ薄畳、壁は和紙張り、天井は竿縁付の網代張り(和室1とは違うデザインの網代)

2階廊下の洗面コーナーはつくばいの代わりです。
手洗い鉢は美濃焼の磁器製です。土岐市の日本セラティのショールームに見に行きました。
モザイクタイルも美濃焼です。多治見産。多治見市笠原町は日本最大のタイル産地です。
大理石のカウンターは、解体家屋の暖炉材の再利用品です。

次回に続く。茶道和室・茶室の見学記リスト