Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

地震の揺れを抑え、繰り返しの余震対策、数度襲ってくる巨大地震対策の制震設計

前回のブログの続きです。
前回、KANO空感設計では、耐震性を上げて、耐震等級3、台風に強い、台風等級2の設計をしていることを書きました。いずれも最高ランクです。
さらに、KANO空感設計では、そうしたうえで、制震設計を行っています。
地震の揺れを抑え、繰り返しの余震対策、数度襲ってくる巨大地震対策になります。
制震設計の方法は、いろいろな工法があります。

アイディールブレーン製の制震テープ工法を採用したことがあります。
粘着性のある特殊な両面テープを柱や胴差などの横架材に張り、外周の耐力面材や内部の石膏ボートで挟み込みます。
過去ブログ。 「自作自然の家/岡崎」 制震テープ工法

最近は、制震金物を設置することが多いです。
制震金物はたくさんのメーカーから製品化されています。
ステンレスバネのボウシンを何軒か採用したことがあります。
過去ブログ。 「大屋根光庭の家/蒲郡」 制震金物

最近は、イケヤ工業製のガルコンの採用が多いです。
2枚の粘性体を3枚の特殊鋼板で、ダブルにサンドイッチし、さらに特殊バネがあります。
もとの位置に、復元することを重視して選んでいます。
いろんな制震金物がありますが、揺れを抑えることができても、自然に元の位置に戻らることができないと、いけないと考えます。
過去ブログ。 「大屋根中庭の家/岡崎」 制震金物ガルコン

次回に続く