Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

西尾市岩瀬文庫 見学3・旧書庫(登録有形文化財)・新書庫

前回ブログの続きです。
前回は、「西尾市岩瀬文庫 見学2・現代建築のモダンな新館 文化遺産カードをゲット!」

新館の展示棟の建築と展示を見た後に、新館の外へ出て、旧書庫へ。
西尾市岩瀬文庫は、明治40年に地元の肥料商・西尾鉄道社長・実業家の岩瀬弥助が、私財を投じて設立された、私立図書館「岩瀬文庫」が起源です。
集めた書物を「一般社会に公開提供すること」と、同時にそのことを通して書物を「未来に保存すること」を目的として設立しました。
全国の書店や古書店から蒐集した蔵書は8万冊余り、国の重要文化財「後奈良天皇宸翰般若心経」をはじめ、その多くが江戸時代以前の古典籍です。
素晴らしいことです。
西尾市岩瀬文庫 公式

<岩瀬文庫の歴史> 岩瀬弥助と岩瀬文庫の歴史 公式
1908年、本館開館。 
1921年、旧書庫を開館。
1926年、岩瀬文庫児童館を開館。
1945年、本館が三河地震で倒壊。三河地震についてはたびたびブログで書いています。今年4月に西尾市吉良町を震源とする震度4の地震がありました。
1955年、西尾市立図書館岩瀬文庫として再出発
2003年、本館等跡に新館を建て、日本初の古書ミュージアムとしてリニューアルオープン
2018年、創立110周年

岩瀬弥助 – Wikipedia
岩瀬 弥助(いわせやすけ)-岩瀬文庫,西尾鉄道をつくった人- 
 
西尾市岩瀬文庫旧書庫は、国の登録有形文化財に指定されています。
旧書庫 (国登録有形文化財) 公式
西尾市岩瀬文庫旧書庫 文化財ナビ愛知

西尾市唯一のレンガ造建築です。外壁は煉瓦造り、床と小屋組みは木造の混構造です
 
外壁はレンガ風タイル張り。窓上のタイルの形にご注目。


隣りに建つ岩瀬弥助の銅像。
新館の常設展示を見ると分かるのですが、自らが積極的に書籍等の購入、選定、分類分け等をして、この地域の文化向上に情熱を傾けています。

背後にある新書庫の外観は、旧書庫の形態に合わせたデザインになっています。屋根が寄棟で同じです。

 大正時代の第2期工事においてこの書庫と児童館(現西尾市立図書館おもちゃ館)を含む整備が行われました。
次回に続く
「西尾市岩瀬文庫 見学4・岩瀬文庫児童館(登録有形文化財)」