追悼 歌手・俳優の西城秀樹さん 4 <代表曲「ヤングマン」自体もカバー曲・原曲の意味深な歌詞>
前回ブログの続きです。
前回は、追悼 歌手・俳優の西城秀樹さん 3 <代表曲「ヤングマン」のYMCAとは>
前々回に秀樹さんの「ヤングマン」が多くのアーティストにカバーされていることを書きましたが、この歌自体もカバー曲であり、アメリカのゲイ(同性愛)グループして有名だった、ヴィレッジ・ピープル の「Y.M.C.A.」が原曲です。
ヴィレッジ・ピープルという名前は、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジからとったものですが、当時、このあたりはホモセクシャルの発展場として知られていました。
Village People=「グリニッジ・ヴィレッジの人々」です。
ヴィレッジ・ピープル (wikipedia)
ヴィレッジ・ピープル 公式サイト 現在も活動中です。1977結成で、2018年は41周年です。
ヴィレッジ・ピープルは男性6人組で、メンバーは、コスプレ集団であり、ゲイが好きな職業である、水兵、建設現場作業員、インディアン、なめし皮ファッション、カウボーイ、警官のコスプレをしています。
こちらの動画でそれが見られます。
Village People YMCA OFFICIAL Music Video 1978 (youtube動画)
「Y.M.C.A.」の曲が入ったアルバムのジャケット写真
アメリカで、ゲイの応援歌として認識されていましたが、秀樹さんが、アメリカにレコーディングで訪ずれた際に、カーラジオから流れるこの曲に、はまり、帰国後、レコード会社にカバー曲を出したいと言いますが、案の定、却下されてしまいます。
しかし、あきらめず、粘り強く、交渉し、「若者に向けた応援歌(青春讃歌)」に歌詞を変えて、アレンジも自身が歌いやすいように変更し、「Y.M.C.A.」の4文字を全身で表現するという人文字振り付けも秀樹さん自身が考案しました。
タイトルも「ヤングマン」に変更して自ら何度もレコード会社に足を運び、その念願が叶って、世に出ることになりました。
気になる原曲の歌詞の内容ですが、YMCA (曲) wikipedia によると、以下引用。
ヴィレッジ・ピープルは、もともとゲイをコンセプトにメンバーが集められた。なお「Y.M.C.A.」(Young Men’s Christian Association)とは、キリスト教青年会による若者(主に男性)のための宿泊施設のことを指すが、ユースホステルのようなドミトリー(相部屋)の部屋もあるため「ゲイの巣窟」とされ、「Y.M.C.A.」はゲイを指すスラングでもある。この楽曲も、題材をゲイにおいた「ゲイソング」であり、歌詞の中には様々なキーワードが隠されている。
上記のWikipediaの説明の中に、YMCAの宿泊施設を「ユースホステルのようなドミトリー(相部屋)」と、ユースホステルが引きあいに出されています。
私は、大学時代に、 ユースホステルクラブという旅行クラブに所属していましたが、ゲイではありませんよ。(笑)
ちなみに、BTLGに偏見があるわけではありません。
ユースホステル(略してYH)は健全な施設です。
一般財団法人 日本ユースホステル協会 公式サイト
家族室があるYHもありますが、男女別室で、相部屋が基本です。
私の大学時代のユースホステルクラブの活動については別ブログ
私の大学時代(名古屋工業大学)の思い出<クラブ活動 ユースホステルクラブ>旅行
歌詞の要約は、「YMCAはすばらしいところだ、YMCAに泊まれば楽しいことがたくさんある」みたいな意味です。
こちらのサイトに歌詞と解説があります。
洋楽雑記帖 A Notebook Of Western Musicの<1978年>Y.M.C.A./Villege People
意味深な原曲の日本語訳は以下です。「キーワード」に注目してみてください。
若人よ!落ち込む必要はないのだ!
声を大にして言おう、若人よ!地を這う己を引き摺り立たせろ!
更に言おう、若人よ!もう新しい街にいるではないか!
不幸な思いをする必要など、ここには存在しないのだ!
若人よ!己の足を向ける場所があるのだ!
声を大にして言おう、若人よ!金が足りなかろうが!
その地はお前を追い出しはしない!そして私は確信する!
お前が数え切れぬほどの楽しみ方をそこで知ることを!
Y.M.C.Aで過ごすのは楽しいぞ!
Y.M.C.Aで過ごすのは楽しいぞ!
そこにいる連中は、若人を楽しませる全てを備えている!
そこにいる全ての若人達と友達になるがいい!
Y.M.C.A.で過ごすのは楽しいものなのだ!
Y.M.C.A.で過ごすのは楽しいものなのだ!
不潔な自分とはおさらばだ!
うまいものを食うがいい!
感じるものは何でも行動に移すがいい!
若人よ!ちゃんと聞いているのか?
声を大にして言おう、若人よ!お前は何になりたいのだ?
更に言おう、若人よ!夢を現実にするがいい!
しかし、これだけは知っておかなければならぬのだ!
全て自分の力だけでやれる、そんな野郎はいないのだ!
声を大にして言おう、若人よ!プライドは捨てるのだ!
そしてただ足を向けるがよい!Y.M.C.A.へ!
我は確信する!そこにいる連中が、すぐに手助けしてくれることを!
Y.M.C.Aで過ごすのは楽しいぞ!
Y.M.C.Aで過ごすのは楽しいぞ!
そこにいる連中は、若人を楽しませる全てを備えている!
そこにいる全ての若人達と友達になるがいい!
Y.M.C.A.で過ごすのは楽しいものなのだ!
Y.M.C.A.で過ごすのは楽しいものなのだ!
不潔な自分とはおさらばだ!
うまいものを食うがいい!
感じるものは何でも行動に移すがいい!
若人よ!我もお前と同じ境遇にあったのだ!
声を大にして言おう!我も落ち込み、1人で悲しみに暮れたのだ!
生きているのに、誰も自分を気遣ってはくれないと感じたものだった!
この世とは、まったくわけのわからないものだと感じたものだったのだ!
そんな時、誰かが我の元へやってきた
そしてこう言ったのだ、若人よ!この道を歩いていけと!
そこには、Y.M.C.A.と呼ばれる場所があるのだと!
そこにいる連中が、お前を元の姿へ戻してくれるのだと!
Y.M.C.Aで過ごすのは楽しいぞ!
Y.M.C.Aで過ごすのは楽しいぞ!
そこにいる連中は、若人を楽しませる全てを備えている!
そこにいる全ての若人達と友達になるがいい!
Y.M.C.A!
Y.M.C.Aで過ごすのは楽しいぞ!
若人よ!若人よ!落ち込む必要などそこにはないのだ!
若人よ!若人よ!!地に這う己を引き摺り立たせろ!
Y.M.C.A!
Y.M.C.Aにただ足を向けろ!
若人よ!若人よ!我もお前と同じ境遇にあったのだ!
若人よ!若人よ!我も1人で悲しみに暮れたのだ!
Y.M.C.A!
Y.M.C.A!
Y.M.C.A!
Y.M.C.A!
何の背景も知らず、この歌詞だけみたら、単に、「YMCAキリスト教青年会に入ろう」という、宗教勧誘歌のように思えます。
秀樹さんの歌う「ヤングマン」の歌詞は以下です。
ヤングマン さあ立ち上がれよ
ヤングマン 今翔びだそうぜ
ヤングマン もう悩む事は
ないんだから
ヤングマン ほら見えるだろう
ヤングマン 君の行く先に
ヤングマン 楽しめる事が
あるんだから
すばらしい
Y.M.C.A Y.M.C.A
ゆううつなど 吹き飛ばして
君も元気出せよ
そうさ Y.M.C.A Y.M.C.A
若いうちはやりたいこと
何でもできるのさ
ヤングマン 聞こえているかい
ヤングマン 俺の言うことが
ヤングマン プライドを捨てて
すぐに行こうぜ
ヤングマン 夢があるならば
ヤングマン とまどうことなど
ヤングマン ないはずじゃないか
オレと行こう
すばらしい
Y.M.C.A Y.M.C.A
ゆううつなど 吹き飛ばして
君も元気出せよ
そうさ Y.M.C.A Y.M.C.A
若いうちはやりたいこと
何でもできるのさ
ヤングマン 青春の日々は
ヤングマン 二度とこないから
ヤングマン 思い出になると
思わないか
ヤングマン ほら両手あげて
ヤングマン 足をふみならして
ヤングマン 今思う事をやって行こう
すばらしい
Y.M.C.A Y.M.C.A
ゆううつなど 吹き飛ばして
君も元気出せよ
そうさ Y.M.C.A Y.M.C.A
若いうちはやりたいこと
何でもできるのさ
Y.M.C.A Y.M.C.A
ゆううつなど 吹き飛ばして
君も元気出せよ
そうさ Y.M.C.A Y.M.C.A
若いうちはやりたいこと
何でもできるのさ
秀樹さんたちは、原曲の歌詞と全く変えて、明るい、青春賛歌に変え、ヴィレッジ・ピープルがやってなかった、YMCAのアルファベットをあわらすボディアクションによって、一体感を高め、みんなに愛される歌になりました。
その後、逆輸出して、ヴィレッジ・ピープルのコンサート会場でやるようになり、さらに、それが世界中に広まっています。
原曲も世界中でヒットしています。
次回に続く。私の音楽人生1<生誕~中学生前半>童謡・児童曲・アニメ音楽・特撮音楽・フォーク・歌謡曲・アイドル曲・ロック





