Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「備える家/岡崎」 足場解体 ガルバリウム鋼板外壁 角波・スパンドレルの違い

設計した、「備える家/岡崎」の現場監理へ。
足場解体が解体され、外観がはっきり見えるようになりました。
正面はグレーで他三面はダークブルーのガルバリウム鋼板角波の外壁張りです。
こうした、縦波型のガルバリウム鋼板には、大きく2種類あります。
スパンドレルと角波です。丸い断面の小波というものありますが、施工方法は角波と同じです。
今回の採用した釘が見える角波や小波タイプは、コストが安く、万一、物が飛んできて外壁が凹んで取り換えが必要になった時も、釘を外せば、交換可能です。
一方、スパンドレルタイプは、最初に張った板に隣にかませてはめこんでいく勘合式で、見た目には釘が見えず、きれいですが、交換が困難です。外壁の中央を交換しようとしたら、端から、めくっていく必要があります。
この敷地では、隣地に大きな駐車場があり、休日や夕方には、周辺の子供たちがボール遊びをしているので、ボールが外壁にぶつかる可能性があり、実際、建て替え前の家では、ぶつけられたことがあり、それを考慮して、角波を選択しました。
ボールぶつけられ対策として、外壁シェア最大の窯業系サイサイディング(セメント混入材)のご要望も設計当初にはあったので、検討もしましたが、サンプルを取り寄せ、持ってもらったところ、あまりの重さに、お施主様が驚かれ、却下となりました。耐震上、不利になるからです。
また、窯業系サイディングはシーリング目地が多く、すぐに紫外線劣化で、切れることから、足場をかけての頻繁な再施工メンテナンスのコストがかかります。
結果、角波のなかでも、山部分が小さめのタイプを選択しました。
 

違いについて書いた過去ブログ サンプル写真もあります。
外壁のガルバリウム鋼板 その1
外壁のガルバリウム鋼板 その2 
この記事を書いた時点では、スパンドレルタイプの一種である、断熱材付ガルバリウム鋼板サイディングは採用していませんでしたが、その後の「星崎の宝箱の家/名古屋」で採用しました。防火規制をクリアするために採用しました。
 

内部では、壁下地の石膏ボード張りをしています。