福岡建築旅行 その3 九州大学箱崎キャンパス&筥崎宮
昨日のブログの続きです。
早朝の九州大学箱崎キャンパスへ。
近現代建築の宝庫です。
伊都キャンパスへの完全移転となった後、解体される可能性が高いと思い、これは見ておかなければと思いました。九州帝国大学建築課長・倉田謙さんの設計の建物が数多く建てられています。
↑福岡県有形文化財登録の本部第1庁舎。
↑事務局第3庁舎。
↑曲線を多用したアールデコ調の旧工学部本館。一番見応えがありました。
↑ゼセッション分離派デザインの保存図書館・工学部食堂。
↑同上の側面。
↑コクリート打ち放しのモダニズム建築の記念講堂。建築学科教授であった光吉健次さんの設計。
↑木造の熱帯農学研究センター。
歴史的に価値がある建物群や緑豊かで広々としたキャンパスが、なぜ完全移転してしまうのか、解体すべき建物は建て替えながら存続できないものなのか。福岡空港が近いので、真上を低空飛行する飛行機の騒音などの問題もあるのかな。
↑近くの筥崎宮(はこざきぐう)へ。筥崎宮は筥崎八幡宮とも称し、宇佐、石清水両宮とともに日本三大八幡宮に数えられます。
藩主黒田長政が建立した鳥居は、重要文化財です。
普通の鳥居よりも、ずいぶんずんぐりで重厚感あります。
↑重要文化財の楼門です。
↑回廊の内側にあり、楼門越しにしか見えませんでしたが、本殿と拝殿も重要文化財です。
次回に続く。