岐阜市建築旅行 その2 川原町の古い町並み
昨日のブログの続きです。

岐阜公園をあとにし、長良川まで歩きました。

鵜飼乗り場に続く、川原町の古い町並みを散策しました。
電線が地中化され、舗装も整備され、いい雰囲気が残っています。

しかし、通りの途中に、鉄骨系ハウスメーカーの建設現場が・・・。
町並みに配慮した家を建ててほしかったのに・・・と残念に思いました。
古い家を存続させることは、大変な努力が必要なことは分かります。
そのままでは、火事や地震への不安もあると思いますし、段差だらけで、断熱もなく、すきま風が通る家では、住みにくく、世代交代もままならず、空き家が増えている現状もあると思います。
古民家改修で、それらが改善可能ですが、建て替えたほうが安くなる場合もあり、自治体の補助金などをつけたり、景観条例などで規制しないと、町並みに無関係のデザインの家が建ったり、誰も住まないが、古い家だけが残るゴーストタウンや野外博物館のようになってしまいます。
古い建物も使われてこそ、価値が生まれますし、長持ちします。

通りの中ほどに一級建築士事務所 ノア研究室があります。
建築家の柴田幸泰さんは、まちづくりに力を入れています。

これは、全国の古い町並みの共通の課題です。
観光地化されているところは、比較的残しやすいでしょうが、そうではないところは古い町並みを残すのは難しいことだと思います。
川原町から離れて、しばらく歩いたのですが、周辺には、古い家がたくさん残されていました。

街なかにNPO法人 歴史文化建造物等保存会・トラスト岐阜がありました。
岐阜市だけでなく、岐阜県各地のまちづくりや町並みの保存活動を行っています。

長良川沿いのナガラガワフレーバーへ。
明治の古い蔵をリニューアルした、家具・インテリアのお店を核に、複数の飲食店などが、入った複合商業店舗です。

まだできて2年くらいと新しく、古い建物の効果的な再利用のいい事例です。
新築建物では醸しえない、時間が作り出した建物のよさを生かしています。

中庭がいい風情です。
せっかく長良川沿いにあるので、それを生かした設計にできたら、もっとよかったと思います。
長良川沿いは駐車場になっています。
土手があるので、1階からは長良川が見えない・・・。
次回に続く。





