Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「ハウジング&リフォームあいち2011」 その1

日曜日まで3日間にわたり、名古屋の吹上ホールで開催されていた「ハウジング&リフォームあいち2011」に行ってきました。

「リフォーム」とイベント名についていますが、新築とリフォーム両方の家づくりに関する大規模イベントです。
ハウスメーカーや工務店、建材、設備メーカーなど多数、出展しています。
年1回、春に開催されています。
一般の方も無料で入場できます。

京都の会社が開発した「荒壁パネル」がおもしろいと思いました。
荒壁とは、昔の家で施工されていた、土壁の下地の塗り壁のことです。
竹を縄で編んだ竹小舞が荒壁のベースになるのが一般的ですが、手間ひまや時間、コストがかかりすぎて、現代の家づくりでは、ほとんど採用されず、衰退の一途をたどっています。

「荒壁パネル」はあらかじめ、工場で、組んだ木ずりに新聞紙や珪藻土や自然の硬化材をまぜたものを塗りこんでパネル化したもので、現場でこのパネルを張っていくだけで、自然素材の荒壁ができあがるというものです。
この上に、左官工事で、しっくいなど、いろんな塗り壁を施工できます。
耐震性を高める耐力壁にもなります。
混入した新聞紙が断熱材の役割も果たしています。
また、昔の土壁の家のような、柱と壁のすきまからのすきま風もありません。
調湿性があり、壁内結露の恐れや、有害化学物質の発生もありません。
部屋内側にも施工すれば、部屋内側の塗り壁の下地となります。

あらかじめ、和紙を張った仕上げ用のパネルもありました。
私たちの事務所に、たまに、「昔ながらの土壁にしたい。だけど工期やコストは限られているし、耐震や断熱や気密性も高めたい」とおっしゃるお客様もいますので、そういう方へ提案するためにも、検討してみようかなと思いました。
次回に続く。