Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「星崎の宝箱の家」の窓廻り製品

名古屋の「星崎の宝箱の家」へ。
引渡しが終わっているので、もう「現場」ではありません。
物がたくさん搬入されていて、「ガラス飾り棚」や「窓上飾り棚」や「光棚」には、いろんな作品やモノが飾ってあり、うまく使っていただいていました。
お施主様がネット購入されたウィンドウトリートメント(カーテンなど窓廻り製品を総称する言葉)の設置のお手伝いに来ました。
実際には、カーテンではなく、プリーツスクリーンとロールスクリーンの2種類で、設置する場所によって使い分けています。
プリーツスクリーンは、上下に動きます。
普段はアコーディオンのように折りたたまれていて、下ろすと、窓を覆い、その機能を果たします。
1,2階の掃き出し窓に、プリーツスクリーンのペアタイプを採用されました。

これは、上半分がカーテンのレースのように透ける素材でできていて、下半分が、カーテンドレープのように視線をさえぎる素材になっています。
窓の高さの2倍の長さが折りたたまれているということです。
ですので、上半分を使って、窓一面、レースにすることもできますし、下半分を使って、窓一面を、ドレープにすることもできますし、その中間の、上半分はレース、下半分を視線ドレープにすることもできる優れものです。
ロールスクリーンも、上下に動きます。
普段はスクリーンが巻き取られていますが、下ろすと、窓を覆い、その機能を果たします。
2階の吹抜の南窓と、リビングと階段を仕切る位置に採用されました。

この家は1階のLDKの真ん中に階段があり、階段より東にリビング、西がDKになっています。
冷暖房効率を考慮して、階段とリビングの間にレースのロールスクリーンを下ろせるようにしました。
「光棚」と呼んでいる間接照明ボックス兼飾り棚に、ロールスクリーンも設置できるようにしてあります。

「光棚」は上部が不透明アクリル板で、昼は吹抜窓まらの光を透過し、夜には、間接光によって、そこに置いた作品などをきれいに照らし上げます。
ロールスクリーンを下ろして、間接照明を点灯させると、スクリーンが光を受け止め、とてもきれいでした。