Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

岡崎市内の方と打合せをしました

今日は午後からリフォーム&離れを増築の希望の方と打合せをしました。
岡崎市内の方で、以前、私達が住んでいた羽根東町(岡崎市南部でJR岡崎駅の東)の近くが敷地でした。
母屋が築20年の鉄骨プレハブメーカーの家で、窓の設置や間仕切りの撤去も含むリフォームを考えていらっしゃいましたが、私達の設計でのリフォームは無理であることを伝えました。
なぜならば、どのプレハブメーカーもその構造方法の特許をとっています。
他社との差別化を図るため、マネされたくないからです。
そのため、構造計算がブラックボックス化されていて、他者には、どの壁を撤去していいのか分からないのです。とても責任がもてません。
こういうブラックボックス化された工法のことをクローズド工法(他者に対し、閉じたという意味)といいます。クローズド工法は欧米にはありません。
逆に、木造軸組工法(いわゆる在来工法)やツーバイフォーのように特許がなく、どの工務店でも施工できる工法をオープン工法(だれにでも開かれたという意味)といいます。
結局、元のハウスメーカーにリフォームを依頼することを薦めざるを得ませんでした。
私達、設計事務所の立場からすると、クローズド工法はお勧めできません。単に競合相手だからということではありません。このように、リフォームや増築するのに、自由に施工者を選べないのです。
当然、競争相手のいない特命発注なので、足元を見られ、見積もりは高くなります。
大幅値引きをして(もとから、値引き分は見積もりに上乗せされている)契約に持ち込むのでしょう。
または、より、利益の出る建て替えを薦めてくると思います。
ハウスメーカーにしても、築20年となると、その間に何回も建築基準法の耐震性を向上させる法改正があり、現行法に適合させるリフォームもなかなか難しいのではないかと思います。
もし、ハウスメーカーが倒産してしまったらどうなるのでしょうか。現に中堅ハウスメーカーの倒産が相次いでいます。大手といえど、この経済状況ではどうなるか、だれにもわかりません。
そうなったら、リフォームや増築はできるのでしょうか。
悪質なリフォーム業者は、構造のことなんておかまいなしに、依頼主の要望通りに、窓の設置や間仕切りの撤去をするかもしれません。
離れの方は、ライフスタイルシートをお渡しし、まずは計画をさせていただくことになりました。