東京・浅草の思い出・浅草寺の門前町・歓楽街としての魅力「猥雑性」
私の母校の恩師で、名古屋工業大学の若山滋名誉教授が、東京の浅草について書いた寄稿文です。
江戸から東京へ続く象徴的名所―裏の視点が魅力、浅草・猥雑街の歴史的権威 Yahoo!ニュース
浅草は大好きな町です。先生が書いているように、単なる観光地ではないです。
浅草寺という「聖」と、浅草六区などの「俗」の猥雑性が隣合わせなのがおもしろい町です。
そういうところは名古屋の大須に似ています。繁華街の中に大須観音や万松寺などがあります。
両方の町は、寺町、門前町、繁華街として、発展してきました。
過去ブログ
名古屋・大須の歴史・大須観音、万松寺など寺町、門前町・歓楽街としての魅力「猥雑性」
浅草はかつては、東京一の歓楽街であり、日本最古のものが多い歴史ある町です。
大提灯のある雷門(正式名称は風雷神門、松下電器(現・パナソニック)の創業者・松下幸之助の寄進で95年ぶりに再建)をくぐり、仲見世(日本最古の商店街)の参道で、浅草土産を買ったり、雷おこしを買ったり、人形焼を食べたり、浅草寺(家光が再建。東京大空襲焼失前は国宝)にお参りし、頭がよくなりますようにと線香の煙を頭にあび、おみくじをひいて帰ってくるだけでは、本当の浅草に行ったことになりません。
初めて浅草に行ったのは、中学3年生の修学旅行です。
当然、このときはディープな浅草を知りませんので、上記の観光コースをまわってきただけです。
その後、東武浅草駅から、東武東上線(現・東京スカイツリーライン)の「特急けごん号」で日光へ行きました。
日光へは後年になって、同様に、東武線で行ったことがあります。
東京の設計事務所(青島設計東京事務所)に勤務していた時に、住んでいた葛飾区柴又から京成本線直通の都営浅草線で通ってたので、毎日、浅草を通過しました。
通勤定期があったし、浅草のマンションを設計したので、浅草によく行きました。
妻や事務所の同僚と、たびたび、飲みに行ったり食べに遊びに行ったりしました。
おいしいものの宝庫です。
浅草今半の高級すきやき、三浦屋のふぐ(食べました)、大黒屋の天丼(食べました)、駒形どぜうのどじょう(座敷で食べます。歴史ある店構えもいいです)、老舗洋食屋、神谷バー(日本最古のバー、外観内観ともレトロモダンで好きです。1921年築の現在の建物は国の登録有形文化財。有名な電気ブランを飲みました。三河の西尾市一色町出身の実業家の神谷伝兵衛が創業)、船和の芋ようかん(お土産で買って帰ったこともありますし、和風喫茶室でも食べました)
浅草公会堂の前の公会堂通りの歩道「スターの広場」には一流芸能人であるスターの手形があります。
アーケード街にある、マルベル堂で、懐かしいアイドルのブロマイド写真を見るのが楽しいです。
80年代アイドル全盛期の衣装を借りて、自分のブロマイドを撮影してもらえるサービスのマルベル80’Sがあります。
なんでもありのごった煮的空間のある「浅草六区」という歓楽街は人間味あふれる町です。
明治維新後、浅草寺の広大な寺領は東京府の管轄となり、公園に指定された境内地は行政区画上、1区から7区に分けて整備されました。
江戸期に奥山で興行していた見世物小屋は、旧火除地を埋めて新たに造成された6区へ移転したのが、「六区」の名前の由来です。
映画館が林立し、東京屈指の歓楽街になっていきます。
日本初のエレベーターを備えた凌雲閣(通称「十二階」)という展望塔がありました。
萩本欽一やビートたけしなどを輩出した、寄席の浅草演芸ホールや演芸場(かつてはストリップ劇場)の浅草フランス座(通称:東洋館) 同じ建物内にあります。
浅草ロック座(最古のストリップ劇場)
その隣の成人映画館の浅草シネマと浅草世界館(ともに閉館)
その向かいのJRA場外馬券場のウインズ浅草(馬券買いました)
温泉銭湯の蛇骨湯
現代的な浅草ROX(ファッションメインの商業ビル)
フットサルコートのあるROX・3G
ライブハウス(友達の結婚式二次会で行きました)
屋台村のような町並みの浅草ホッピー通りでは昼間から酒を飲んでる人がたくさんいます。
近くに、子供たちがはしゃぐ花やしき(1853年開園の国内最古の遊園地、家の中につっこむ最古のジェットコースター「ローラーコースター」に乗りました)
浅草神社の祭礼である、1312年から始まった歴史のある浅草三社祭が有名です。
三社とは、漁師の桧前浜成・竹成兄弟と、郷土の文化人であった土師中知の3人を祀った三社権現社(浅草神社)が由来です。
兄弟が隅田川の漁で網にかかった人形の像を土師真中知に見せたところ、これぞ聖観世音菩薩の尊像であると、土師中知が出家して僧になり、自宅を寺として、尊像を祀るようになったのが、浅草寺の起源です。浅草寺の縁起
地域の伝統無縁の浅草サンバカーニバルがあるのが、お祭り好きな浅草っ子をあらわしていて、浅草のおもしろいところです。
見に行ったことがあります。
隅田川両岸にある隅田公園は桜の名所100選です。花見に行きました。
テレビで全国中継される、隅田川花火大会にはよく行きました。
浅草から、隅田川を往復する屋形船でお台場まで乗ったことがあります。
船内ではてんぷらなどの料理を楽しめました。いろんなデザインの橋くぐりが楽しくや、お台場の夜景がきれいでした。
浅草から隅田川越しに、東京スカイツリーが見えます。
都営浅草線は東京スカイツリーのある押上駅を通過しているので、毎日通過していた場所に建設されました。
建設中にも子供たちと行ったことがあります。
過去ブログ
東京旅行 その1
隅田川の対岸沿いに、高層ビルの墨田区役所やアサヒビール本社ビル(ビールジョッキと泡をイメージした外観)、黄金の火の玉のようなオブジェのあるスーパードライホール(フィリップスタルクの設計、飲みに行きました)が建ち並び、東京スカイツリーと一緒に見える景観がいいです。
過去ブログ 東京スカイツリー開業直前の時。浅草寺近くから、五重の塔((3代将軍徳川家光が再建、その後空襲で焼失 京都東寺の五重塔に次ぐ高さ53.32m)と東京スカイツリーが一緒に見える写真があります。
関東建築旅行 その4 東京スカイツリー見学
過去ブログ 開業後に東京スカイツリーの展望台に上った時。
東京横浜建築旅行 1日目 東京スカイツリー
雷門前の交差点角にある浅草文化観光センターは屋上から、東京スカイツリーが見え、雷門や仲見世を上から見下ろすことができました。
建設中の東京オリンピックスタジアムを設計した、隈健吾の設計です。屋根がいくつも重なったような外観がいいです。
浅草の観光情報が入手できます。
繁華街から少し離れた場所にも、おもしろいところがたくさんあります。
浅草の北東のほうには靴屋街があります。
浅草は日本最大の革靴の生産量や産地の規模です。
その近くに吉原遊郭の名残である吉原風俗街があります。台東区千束
浅草のマンションを設計した時に、日本堤消防署予防課に打合せに行ったのですが、その隣が吉原でした。
合羽(かっぱ)橋道具街は日本一の道具街で、調理道具ならなんでもあります。
行ったことがあります。秋葉原からつくばへの鉄道つくばエクスプレスの開業により、同線の浅草駅ができたので、行きやすくなりました。
食品サンプルグッズのお店が楽しいです。
東京スカイツリータウン内にも売っていました。
参考サイト
浅草行くなら要チェック!浅草観光で体験しておくべき50のこと
【2018年】初心者でも安心♪浅草観光のポイント&王道観光スポットはココ!
浅草観光で再発見!専門家おすすめ“今こそ行きたい”スポット29選





