Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「通じる家/岡崎」点検・冬の床下エアコンの効果

夏に竣工した、「通じる家/岡崎」の点検へ。
クリスマスの飾りつけがいろんなところにありました。メリークリスマス!
引き渡し時は、当然、何もなく、がらんどうでしたが、引っ越し後は、家具や飾り等の生活感や住む人の個性が感じられ、家が生きている感じがしました。
床下空間を暖めて、その輻射熱と床吹出口から、空間をあたためる、床下エアコン暖房の家です。ルーバー内に隠されています。
夏には、ルーバーの羽を上下反転させると、冷房にもできますが、お施主様に聞くと、
吹抜上部の共用コーナーにある壁掛けエアコンを付けると冷気がおりてくるので、床下エアコンは冷房では使っていなかったそうです。
それで効くなら、そのほうがいいと思います。
10時に行ったのですが、無暖房でも、あったかかったです。
1階床は、無垢のバーチ(カバ)フローリングで広葉樹ですが、全然冷たくありません。むしろあったかいです。
2階床はパイン(松)フローリングで、針葉樹フローリングはもともと、軽くて空気層を含んでいるので、広葉樹よりはいいのですが、
2階床も冷たくありません。スリッパいらずです。各階、自然素材の蜜蝋ワックス塗りです。お施主様が引き渡し後に塗りました。
蜂の巣を溶かし、エゴマ油を混ぜてつくった、なめても安心な健康塗料です。
おすすめしたのは、小川耕太郎∞百合子舎の未晒し蜜ロウワックスです。
自然塗装は、ウレタン塗装と違い、表面に膜を作らず、浸透するので、無垢のよさ(さわりごこち、さらっとした気持ちよさ、吸放湿)を損なわず、
自分でメンテナンスできます。ウレタンの場合は、上からの塗り重ねができないので、プロに依頼して、はがしてもらわないと塗れません。
床下エアコンは、夜稼働させて、朝8時にはOFFにするそうです。
基礎コンクリートに蓄熱させて、それ以降は、放熱させるのです。
日射取得がうまくいっていて、大きな南窓や東窓、吹抜の東窓から、あたたかいひざしがたっぷりと差し込んでいました。
窓には、空気層をもつ断熱ブラインドが設置されました。
ニチベイ製のレフィーナのツインスタイルで、下部が断熱空気層タイプ、上部は透光のプリーツタイプになっており、各々の上下位置を変えることができます。
高断熱の樹脂サッシ(リクシル製エルスターX,一部はエルスターS)を採用していて、場所で使い分けていますが、ほとんどが、
Low-Eトリプルガラス(ガラス3枚で薄い金属膜付 アルゴンガス入り)の省エネガラスです。
外縁ウッドデッキや手摺格子等の外部木部は、杉材の自然塗装(小川耕太郎∞百合子舎のウッドロングエコ)です。
いい色に変化してきました。
掃出し窓には、可動通風ルーバー雨戸があり、防犯しながら、夏の日射を遮りながら、通風できます。
バルコニー直下の軒天には、日射遮蔽スクリーン(リクシル製スタイルシェード)が設置されています。
ロール式で、伸ばして、ウッドデッキのフックに引っ掛けて、使います。
東の各階大窓にも、可動通風ルーバー雨戸があり、上には大きな庇(YKK AP製コンバイザー モダンスタイル)があり、すだれフックがついています。
夏になったら、自分でつけるそうです。
2階吹抜廻りの手摺には、お施主様が、ご紹介した、落下防止ネット(エクレア製)を張りました。
小さいお子さんがいるので、当面は必要ですが、大きくなれば、外せばいいと思います。
2階窓際の抜抜縁の物干しベルト(ブリックリンランドリール)や、洗面室の物干しワイヤー(Pid4M) に洗濯物が並んでいて、よく活用されていました。
自然素材のあったかい家は気持ちいいなあ。