Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

三州瓦メーカーの倒産 その2

前回の続きです。
瓦を採用する場合は、三州瓦を採用しています。
地産地消の考えから、なるべく地元がいいというのもありますが、産地によって、瓦の性質や性能が異なるからです。
瓦は土を焼いたものですが、材料となる土が違うし、各地域の気候に合わせた性質の瓦が、各地域ごとに作られているからです。

↑愛知県高浜市に、高浜市やきものの里かわら美術館があり、行ったことがあります。
三州瓦の特徴を知ることができます。
設計は故内井昭蔵さんです。

↑昨年の夏休みに能登半島を旅行(過去ブログ)しましたが、真っ黒い釉薬のかかった、つやのある能登瓦で、町並みが統一されていて、美しかったです。

↑3月に見学した、八幡瓦の滋賀県近江八幡市かわらミュージアム
地域ごとにいろんな瓦があることが分かります。
瓦には瓦のよさがあります。
金属葺きよりは、再塗装などのメンテナンスコストを抑えることができます。
耐久性が高いです。
他にもメリットがあります。
詳しくは、三州瓦の性能
瓦のように屋根が重いと耐震上は不利なのですが、その分、耐震壁(耐力面材や筋交いなど)を増やすなどをすればいいです。(下部構造のコストアップや、耐力壁増によるプラン上の制約や開口部の大きさ制限にはなりえます)
昔のように、土をのせて瓦を葺くことはしないので、昔の瓦屋根の家よりは、軽いです。