Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「回廊の家/岡崎」 快適な床下冷暖房 その2

昨日のブログの続きです。
床下冷暖房の性能をちゃんと発揮させるには、高気密高断熱、さらに高遮熱が必須です。
家全体を基礎断熱とし、ベタ基礎底盤と立上りコンクリート内側に、現場発泡ウレタン断熱材をすきまなく吹付てあります。
大豆を主成分とした健康や環境にも配慮したデミレックジャパン(株)のソヤ(カナダ製)を採用しています。
この家は、地盤の液状化対策として、分厚い発泡スチロールをベタ基礎下に敷きつめた、コロンブス工法を採用しているので、さらに断熱性が高まります。
外壁内は新聞紙を粉砕して繊維化したセルローズファイバーを充填。
屋根には、一般的な天井のすぐ上で断熱を行う天井断熱ではなく、屋根面直下で断熱を行う屋根断熱とし、植物油から生まれたデミレックジャパン(株)のアグリ(カナダ製)を採用しています。

窓ガラスは、全て省エネガラスである断熱タイプのLow-E(ロウイー)ペアガラス(空気層をもった2枚のガラス)です。
(Low=低い、E=放射)
ペアガラスは、新築では、当たり前になりつつありますが、さらに、進んで、室内側のガラスの空気層側に、目に見えないほどのごく薄い金属フィルムが張ってあり、断熱性を高めます。
サッシは、アルミ樹脂複合サッシで、外側がアルミ、部屋内側が樹脂になっており、結露を生じにくくしています。
玄関戸は木製の高気密高断熱の引違戸です。
中央棟1階のLDKや和室、広縁、縁側の各窓には全て障子を設置し、窓際での冷気をシャットダウンしています。
障子の白い和紙は、太陽光をやわらかく、室内全体に拡散する効果があり、壁や天井の塗り壁(中霧島壁ライト)に反射して、部屋を明るくします。
屋根のいぶし瓦は太陽熱を反射し、瓦と瓦のすきまから排熱します。
屋根の一部に採用したバルバリウム鋼板は遮熱塗装です。
屋根野地板直下には、遮熱パネル(フクビ 遮熱パネルーフ)で空気層を設け、排熱しています。