Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「(仮称)岡崎の住宅」 太陽熱温水器

「(仮称)岡崎の住宅」のお施主様と打合せをしました。
この家は、太陽光発電パネルを設置する(既設車庫の屋根)予定ですが、太陽熱温水パネルも設置する予定です。
「ダブル太陽利用」です。
社団法人 ソーラーシステム振興協会 ホームページ
従来から、太陽熱温水パネルはあり、新しい技術ではありません。
太陽の熱を利用して、水をお湯に変え、給湯に使います。
オイルショックの時に爆発的に普及しましたが、その後は、劇的に販売数が落ち込み、今や最盛期の1/10です。
それは、売れた時代に、悪徳業者も暗躍し、故障やメンテナンス対応などで、悪いイメージがついてしまったこと、美観的にタンクが付いている姿が嫌われるようになったこと、重いので耐震上不利と思われてしまったこと、太陽利用といえば太陽光発電というイメージが定着したことなどの原因があります。

しかし、太陽エネルギー利用効率としては、太陽光が20%未満なのに対して、太陽熱は40~60%と高く、投資回収期間も短いので、もっと普及していい存在だと思います。
給湯だけなら、投資にかかるコストも、数十万円と少ないです。
上記の図のように、床暖房や浴室暖房換気乾燥機に、温水を利用するシステムもあります。
国の補助金である「住宅エコポイント」が、7月31日着工までの住宅を対象を最後として、打ち切られてしまいましたが、太陽熱温水パネルを設置すると、さらに2万ポイント(=2万円)追加されることになっていて、国も一応、後押しをしていましたが、太陽光発電パネルが1Kw当たり4.2万円がもらえるのに比べれば、少ないです。4KW設置すると、16.8万円。
イニシャルコストも違うので、しかたないかもしれませんが。
しかし、最近は、自治体によっては、太陽熱温水パネルに補助金がもらえます。
この家では、従来型のタンク付のタイプではなく、タンクは地上に設置します。
そして、補助熱源のガス給湯器がタンク内に内蔵されているので、すっきりとしています。
屋根の上には、パネル(4㎡)だけが乗りますので、見た目は、小さな太陽光発電パネルのようなものです。
タンクが地上に降りたことで美観上の問題も解決され、耐震上も有利になりました。
(㈱)ノーリツ ホームページ