Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

震災後の土地探し

大学時代の友人のI君と久しぶりに飲みに行きました。
建設会社に勤務しており、東欧での長い海外赴任から帰ってきました。
現地での土産話をいっぱい聞きました。
子どもも私と同じくらいの年齢なので、子どものことを話したり、しているうちに、家づくりの話題に。
現在、名古屋近郊で土地探しをしているそうです。
関東では、震災による液状化現象が起こり、地盤の地質や強度に対し、注目が集まっています。
市役所などで作成した、「ハザードマップ(市によって名前が違う)」が役所に置いてあることもあるので、液状化が起こりそうな地域を把握したほうがいいよとアドバイスしました。
岐阜大学の地震工学研究室のホームページでは、建設地の郵便番号を入力するだけで、液状化危険度と、東海地震、東南海地震、南海地震及びそれらの連動地震の際の予測震度を調べることができます。
また、古い地図を図書館などで入手して、過去、どんな地形だったか調べたほうがいいということもアドバイスしました。
以前、お施主様と土地探しをしていた時のことですが、お施主様が、「不動産屋から、いい土地があると聞いたので、この土地どうかな」と相談を受けました。
明治時代の古地図で確認したところ、なんと、かつては沼だったことが分かり、やめてくださいと伝えたことがあります。
不動産屋も知らなかったのです。
昔のことを知っていそうな、お年寄りの近隣住民に話を聞くのもいいです。
「谷」とか「沢」とか、水に関連する地名が付いている地域は、軟弱地盤の可能性があります。
しかし、区画整理されたような土地は、昔の地名が残っていないので、図書館や法務局などで調べるといいです。
川沿いの土地もかつては、蛇行していて、川底だった可能性があります。
もとは山や丘の造成地だから安全とは限りません。
かつての山や丘の斜面に家が建つような平らな部分を作るには、土を切るだけでなく、谷側には土を盛る必要もありえます。
盛土には、注意しなくてはなりません。
新しく山や丘を造成した土地は、開発業者から、土地の造成図を入手して、チェックし、お施主様にアドバイスしたこともあります。

2011.05.29「住宅計画
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