Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

建築総合展NAGOYA2010

昨日から土曜日まで名古屋の吹上ホールで開催されている、建築総合展NAGOYA2010に行ってきました。
一般の方も無料で入れます。
年に一度の大規模な建築関係のイベントとして有名です。
建材メーカーや設備メーカー、施工会社など多数のブースが建ち並びます。
私は、ほとんど毎年行っています。
うちの事務所によく来てくださる営業マンとも何人も会場のブースで会いましたし、独立前の事務所の先輩にも会いました。
会場の一角で行われているセミナー(講習会)にも参加しました。
講師は、以前から私が、自然素材建材(ドイツ製自然塗料のリボスやドイツ製再生壁紙のオガファーザー)をよく採用しているイケダコーポレーションの方でした。
タイトルは、「いつまでもキレイなまっ白いお家~スイス漆喰Calk Wallの秘密~」です。
私は以前から、この「カルクウォール」という、しっくい建材に注目しており、真っ白な家や部分的に白い壁をご希望されるお施主様には、よくお勧めしています。
室内外で使え、100%天然素材という健康安全性、防火性、遮熱断熱性、防カビ性、消臭性、有害物質吸収分解、調湿性、いろんな機能がありますが、外壁で使う場合の、一番のメリットは塗り替えしないで白さがキープできるところでしょう。
合成樹脂をいっさい含まないので、静電気が発生せず、大気中のほこりやガスが吸着しません。
ペーハー13という強アルカリ性のため、菌やカビが死滅し、発生しません。
不思議なことに、太陽の紫外線とアルカリが反応して、汚れが付着しても、ほっておけば、自然に消えてしまいます。
東京の八幡工業という左官をメインにする会社のブログで、汚れ実験をしているブログを見つけました)
大橋塗料という「カルクウォール」を扱っている会社のホームページでも汚れ実験をしています)
成分の石灰は、大気中のCO2と結合して、硬くなり、100年かけて、ついには石灰岩に戻っていきます。
これらの効果により、白さを保つことができるのです。
いろんなよさを聞くことができてよかったです。