Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

草をおさえる不思議な砂

前日のブログの続きでもあるのですが、(有)アイ・エコアップの今村会長から、エコマドライ以外にホウ酸を使った別の商品として、YBK工業の「草無課長」というユニークな名前の外構舗装材を紹介いただきました。
これを敷くと、読んで、字のごとく「草が生え無い」のです。
水に難溶性のホウ酸カルシウムが長期にわたり、徐々に水に溶けることによって、植物の抑制をするのです。
これは、施工が簡単でいいと思います。施主様が自分でもやれます。
多かれ少なかれ、敷地のうち建物が建つ部分以外には、舗装の有無に関わらず、その下には土があります。
庭などに生えた雑草取りが大変なので、何かいい方法はないかと相談されることがよくあります。
今までは、防草シートという、草の根を貫通しないシートを敷いた上で、砂利を上に撒いて仕上げるという方法をよく紹介していました。
例えば、アメリカのデュポン社のザバーンなどです。
また、真砂土という花崗岩の風化した土を水で練って舗装する方法もあります。
(有)オオモト産業のKYソイルなど
いずれも草を完全には防げないです。それほど草の生命力は、しつこく、あなどれないです。
しかし、根が弱く、簡単に草が抜けるので、メンテナンスが大幅に軽減されます。
(真砂土の場合はクラック(ひび)ができると、草が生えるので、根が抜きにくいかも)

2008.12.04「建築材料
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