Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

シーリングと接着剤の講習会

昨夜、愛知建築士会岡崎支部の主催する講習会に岡崎市民会館へ行ってきました。
年に数回、いろんな内容で講習会があり、たいてい参加しています。
昨日はシーリング剤と接着剤のメーカーであるコニシ株式会社の方を講師に講習(勉強会)が行われました。
白い木工用ボンドで有名なメーカーなので、学校の図工などの時間に使ったりして、ご存知の方も多いのでは。私は今も、木の表現など模型の接着剤としてたまに使います。
まずはシーリング剤の講習が行われました。シーリングとは何か。そこから始まります。
それは、外壁などの目地(壁などをいくつかに分割した際にできる縦横のすきま)に、水密性、気密性の維持または、意匠性を目的とした充填材のことです。
住宅では、窯業系サイディングのパネル間(短部側)、サッシとの取り合い部によく使われます。
主成分によって、シリコーン系、ポリウレタン系など大きく7種類に分類され、それぞれ、耐候性、耐久性、柔軟性、耐汚染性、熱対応性など特徴が様々なので、使用部位に合わせて、適切なシーリング剤を選ぶ必要があります。
シーリングが汚れ、それが外壁を汚しているケースがよくあります。それは、シーリング剤の選択を誤ったのかもしれません。
シーリング剤は紫外線によって必ず劣化(そうなると漏水の危険性)するので、周囲の環境にもよりますが、数年でメンテナンスをする必要が出てきます。「打ち替え」といって、シーリング剤を撤去し、充填し直すのがベストです。外壁塗装よりも早いタイミングでメンテナンスが必要になるのです。
しかし、なかなかメンテナンスされず、外壁塗装の時に一緒にメンテナンスすることが多いようです。足場を掛ける必要がある場合が多いからです。
角波ガルバリウム鋼板などはシーリングをあまり使わないで施工できるため、よくお勧めしています。
続いて、接着剤の講習が行われました。住宅では主に、床のフローリングと下地合板の接着、合板と根太との接着などに使用します。共に釘を併用します。
シックハウス症候群対策で、建築基準法の規制により、多くの商品がJISのF☆☆☆☆または、JIS同等の日本接着剤工業会が決めた業界団体自主表示である、JAIA F☆☆☆☆のどちらかを取得しています。
接着剤からホルムアルデヒドなどのVOC(揮発性有機化学物質)がシックハウス症候群を引き起こす可能性があるからです。
業界では、さらにホルムアルデヒドの他、4物質(トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン)を配合していない、「JAIA 4VOC基準適合」という表示を行っている商品もあります。
さらに、厚生労働省の指針値が示されている上記を含む13物質を配合していない、「GREEN SPIRIT」というマークを表示した商品もあります。
なるべく、そういう商品を使っていきたいと思います。

2008.10.23「建築材料
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