「南欧モダンの白い家」 健康建材
蒲郡のU様と打合せしました。
ご家族の中に化学物質に弱い方がいらっしゃるので、シックハウスに特に気を付けねばならず、建材選びを慎重に行っています。
前回打合せで、採用予定の建材サンプルをお渡ししておきました。
寝室に毎日、日替わりで、建材を置いて寝てもらうようお願いしました。
基本的には、ムクのフローリングや、化学物質の揮発の恐れの少ない建材を選んではいますが、臭いの気になるものもNGなので、問題があるかどうか確かめてもらったのです。
またホルムアルデヒドを低減した証としてのF☆☆☆☆であっても、他の有害化学物質が入っている可能性があるので各メーカーからMSDS(製品安全データシート)を取り寄せてチェックして、お見せしました。
ちなみにF☆☆☆☆の「F」とはホルムアルデヒドのことです。他の物質については建築基準法ではシロアリ駆除剤によく使われるクロルピリホスしか規制がありません。
クロルピリホスは使用禁止ですが、ホルムアルデヒドが0ではないF☆☆☆☆は無制限に使っていいのです。なんだかおかしいと思いませんか。ごく少量であってもたくさんあれば、有害な量に達するかもしれないからです。国はそのために建築基準法改正で24時間換気を義務付けたのです。

ヒノキのフローリングはやはりNGでした。においが気になるそうです。
天然のヒノキやヒバなら安心そうですが、実はこれらのように、ホルムアルデヒドを揮発する樹種があるのです。

クロスを張る時に使う糊や床材の天然リノリウムを張る時に使う接着剤↑もお渡ししました。
数種類お渡しした接着剤の中にもNGのものがありました。
お渡しした2週間前と比べて、臭いはあまりしなくなってはいましたが、やはり気になるそうです。
洗面室の床によく使われているクッションフロアや塩ビシート、壁や天井によく使われているビニールクロス(特に化学物質を低減したシリーズもののサンプル帳)は予想通りNGでした。
最初から採用するつもりはなかったのですが、自然素材との比較のためにサンプルを用意しました。
U様は、無垢材を多用している、あるハウスメーカーで契約寸前まで打合せを重ねていたものの、長時間打合せをしていると頭が痛いなど不調を感じたために、契約中止し、自然素材を使った家づくりをしている私達にご相談があったのです。
そのハウスメーカーのモデルハウスのにおいと同じだと言われました。

↑自然素材のコルク(左)天然リノリウム(右)クロス用自然塗料(下)水廻りに提案しました。
今後もドアや棚などに慎重に建材を調べながら選んでいきます。





