刈谷の方とお会いしました
今日、午前中に刈谷の方に来ていただき、お会いしました。
小さなお子様をお連れでしたが、人見知りすることもなく、事務所内の「あそび場」で遊んでくれました。
今までは主に工務店を中心に廻っていらっしゃって、設計事務所は私達が始めてとのことでした。ありがたいと思います。
断熱に関心があるとのことで、外断熱の書籍を読んでいらっしゃたり、セルローズファイバーという古新聞紙を断熱材として利用する方法もご存知でした。
断熱にはいろんな方法があり、それぞれにメリット、デメリットがあります。
大きく分けると断熱材の位置によって、外張断熱と充填断熱があります。
外張り断熱は柱の外側に、充填断熱は柱と柱の間の断熱材があります。
一般の方に分かりやすくするために、それぞれ外断熱、内断熱とも言われています。
さらに、付加断熱といって、外張断熱+充填断熱を行う方法もあります。
ダ○ワハウスのラ○ール石○のコマーシャルは、外断熱じゃないとだめというイメージを植えつけようとしていますが、軽量鉄骨造ならば、柱(鉄部)の外側に断熱がなければ、結露してしまうので、外断熱であることは、本来当たり前のことです。
ことさら外断熱が新しい方法で優れているかのようなCMですが、じゃあ今までの断熱はどうしていたのでしょう。
木造の場合は、木の柱自体に断熱性があり、外断熱でなくても、柱部での結露の問題はありません。
木造で問題となっているのは、壁内結露なのです。
壁の中に湿気を入れないように、内側の石膏ボードの下に気密防湿シートを全面に張るのです。天井もです。
これにはきちんとした施工が必要です。=しっかりとした監理で目を光らす必要があります。
それでも壁の中に入ってしまった湿気はすみやかに、外へ排出させるよう、柱と外壁との間に透湿防水シートを張った上で、通気層を設けます。これを外壁通気層工法といいます。
今では、外壁がサイディングなら、どの工務店でも当たり前に行われていると思います。(モルタル壁+吹付塗装の場合は、工務店によって異なる)
充填断熱の場合は主に2種類の繊維系材料がよく使われます。
グラスウールのシェアが大きく、他にはロックウールがあります。
最近はペットボトルのリサイクル利用をした繊維系もあります。
自然系としてセルローズファイバーや羊毛断熱材といった吸放湿性のある材料があり、壁内に入った湿気を調節します。
他には発泡系として、現場発泡ウレタンなどがあります。
それぞれのメーカーが自分達が一番とPR合戦をしています。
<繊維系>充填断熱(外張断熱のできる製品もあり)
グラスウール=硝子繊維協会のHPでの他材料との比較、グラスウールについての誤解
ロックウール工業会
ポリエステル
<自然系>充填断熱
日本セルローズファイバー工業会
羊毛断熱材
<発泡系>主に床や外張断熱に向く(現場発泡ウレタンは充填断熱(外壁側に吹付け))
押出発泡ポリスチレン工業会
ビーズ法ポリスチレンフォーム=EPS建材推進協議会
日本ウレタン工業協会
フェノールフォーム協会
ポリエチレン
いずれもきちんとした施工を行い、断熱性能の高い断熱材を使えば、断熱性能について言えば、外断熱、内断熱のどちらも同じ性能を出すことは可能です。
コストバランスも考え、家全体を同じ種類の断熱材にする必要もなく、適材適所(床はこれ、壁はこれ、天井はこれ)で使うのもいいと思います。





