Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「備える家/岡崎」 フローリング張り DK(ダイニングとキッチン)を明るくする様々な工夫

設計した、「備える家/岡崎」の現場監理へ。
フローリング張りが始まりました。
プラン制約上、DK(ダイニングとキッチンと一体空間ですが、エリア分けはできています)が北窓しかなく、暗くなりがちだったので、キッチンに天窓(トップライト)を設け、階段引き戸にアクリル板を入れたり、DK南の居室との間にアクリル入りランマを設け、採光設計しました。
さらに、明るく広く見える明るめの内装色にしようと、フローリングを明るめの色を選択しました。

プラン制約上、ダイニングには窓がありません。
ダイニングを明るくしようと、ダイニングに天窓を設置しようにも、ダイニング直上には2階に子世帯の居間2があるので、不可能でした。
キッチン直上は屋根なので、天窓設置可能です。
そこで、ダイニングに少しでも光が届くように、通常、天窓から天井までは煙突状に四角の囲いを垂直に立ち下げるだけのところを、そうせず、ダイニング側は、斜めに立ち下げたのです。

北にあるキッチンには北窓があります。
そこで、キッチン北窓から入った光がダイニングに届くように、キッチンとダイニングとの間の間仕切壁(冷蔵庫置き場)は、天井までとせず、2mの高さでとめ、天井までの400をオープンにしました。

間仕切壁内に入っている「間柱」は天井まで達するようにして、地震時に間仕切壁が倒れることなく、耐えられるようにしました。
冷蔵庫はこの間仕切壁に耐震補強金具で固定する予定です。地震で冷蔵庫が揺らされると、間仕切壁にも大きな力が加わるので、その対策です。