Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

一般社団法人パッシブハウス・ジャパン 松尾和也さんの講演会

私は、超省エネ住宅をめざす、一般社団法人パッシブハウス・ジャパンの会員ですが、理事の松尾和也さんの講演会が豊川商工会議所で行われたので、行ってきました。
今まで何度か、お話を聞いていますが、違ったスライドがたくさんあり、初めて聞く話もたくさんあって、勉強になりました。
終わった後には、松尾さんにあいさつして、以前、近江八幡市で見学させていただいた住宅の床下冷暖房や小屋裏冷暖房についての質問をしました。(過去ブログ

写真は、会場に展示されていた、高性能サッシです。
窓をよくしないと、ダメだということを痛感しました。

↑4月発売されるYKK AP製APW430。アルゴンガス入りガラス3枚のトリプルガラス樹脂サッシです。
熱貫流率が国産サッシ最高レベルの0.91W/(㎡・K)
値が小さいほど優れています。
ドイツで近々、義務化されるサッシの最低基準が0.9ですので、世界から見たら、もっとすごいサッシがあるのですが・・・。(日本には2020年まで断熱義務化が行われないので、それまでは、断熱サッシも義務付けありません)
普通のシングルガラスアルミサッシが6.5なので、いかに違いがあるか分かります。
値段も最高になっちゃうのかなあ。
住宅の全ての熱の半分は、窓から逃げますので、断熱性のいい窓にすることで、一気に省エネレベルを高めることができます。
私は、省エネ建築診断士の資格を保有しています。
パッシブハウスとは、1991年にドイツのパッシブハウス研究所によって確立された省エネ住宅スタンダードです。各国の法規によって定められた省エネスタンダード(いわゆるミニマム・スタンダード)よりもはるかに上を行くこのシビアな省エネ基準は、その経済性が実証されるとドイツ、オーストリアで大きく普及し、近年ではEUとは気候の異なるアメリカや韓国でもパッシブハウスの建設が試みられております。
パッシブハウスの条件は、床平米当たりの一次エネルギー消費量および冷暖房負荷、そして気密性能の基準を満たすことですが、性能数値のみが独り歩きするのではなく、まずはパッシブハウスの考え方を皆さんに正しく理解していただきたいと私たちパッシブハウス・ジャパンは考えます。
“パッシブ”という言葉は、太陽エネルギーをパッシブに利用する手法として日本でも用いられてきましたが、それは英訳するとPassive Use of the Solar Energy(太陽エネルギーのパッシブ利用)と呼ばれ、ドイツ発祥のPassive House基準とは異なる定義です。しかしながら、パッシブハウスをデザインする際に、パッシブデザイン、パッシブソーラーといった設計手法を極力取り入れてゆくことは、パッシブハウスの経済性を高めるために大変重要です。