Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「元氣の家/豊川」 上り下りしやすく、安全な階段の設置

「元氣の家/豊川」の現場へ。

階段が設置されました。

1階に天井を張らず、梁をあらわしにした?家です。
それにより、階の高さ(=階高)が、一般的な家よりも40cmも低く抑えることができ、段数が2段少ないので、2階に上が?るのが楽です。
この階段は、幅1間x奥行1間の1坪大きさのスペースに設置された、折り返し階段(「行って来い階段」とも呼ぶ)です。(1間は1820mm)
本来は、踊り場と言って、階段の折り返し部分は、学校などの階段などのように、平らであることが理想ですが、スペースが限られた一般の住宅では、そうもいきません。
一般的な家では、「回り段」といって、階段の折り返す部分に、5枚~6枚の段ができてしまい、本当は、あまりいいことではありません。
180度を5枚で割ると、1段の角度は、36度。
180度を6枚で割ると、1段の角度は、30度。
半分のらせん階段みたいになるからで、足を踏み外す危険性が増えたり、上り下りも、平らな踊り場があるよりは、楽ではありません。
そのため、可能であるならば、上り始めを1,2段、手前からスタートするなどの工夫が必要になり、階段スペースが増えてしまいます。
その点、階高が低いと、回り段が3枚で済みます。
180度を3枚で割ると、1段の角度は、60度。

今回は、それを均等の角度にせず、75度、30度、75度としました。
それは、75度の広い段が2枚あったほうが、上り下りしやすいことと、万一、階段から落ちた時も、広い段でこれより下に落ちにくくなり、安全性が高まります。
また、広い段があると、階段の北壁に設けた、2つの高窓の掃除をするのに、便利です。
脚立を立てることもできます。

2階がとても近く感じます。
2階を上がったところに、吹抜に面して設けた共用コーナーで、子供たちが勉強したり、遊んだりする様子が、1階に気配を伝え、家族の絆や一体感を生み出します。