「自作自然の家/岡崎」 セルローズファイバー断熱材用の不織布張り
昨日のブログの続きで、「自作自然の家/岡崎」について。
この家の断熱材として、セルローズファイバーという古新聞紙を細かく粉砕した繊維を、壁や屋根に採用します。
断熱施工会社である、知立市のチリウヒーターの営業マンが来て、施工指導をしてくれました。
チリウヒーターは日本における、太陽熱温水器のパイオニアで、世界でも、2番目に古くから太陽熱利用に取組む会社です。
セルローズファイバーはアメリカから輸入しています。
アメリカでは、シェア4割(日本では、ごくわずか)と大変普及している断熱工法で、すきまなく充填でき、防火、防音効果が高いです。
この家の敷地は、大型車も通る渋滞のひどい幹線道路に面しているので、防音は重要でした。
湿気の多い日本では、吸放湿性があることが一番の特徴だと思います。

セルローズファイバーの施工方法には2種類あって、乾式と湿式があります。
今回は、乾式で行います。
不織布(ふしょくふ)と呼ばれる通気性のあるシート(アメリカ製)を壁や屋根の内側に張る工事を先に行っておく必要があります。

お施主様であり、大工さんの中島さんが、この工事を行うので、営業マンが先にシート張りの実演をし、中嶋さんがそれを見て、実際にタッカー(ホッチキスみたいなもの)打ちをしました。
かなり、たくさんのタッカーを細かい間隔で、打たなければならず、大変そうです。
今回は、内壁下地として、柱の室内側に横胴縁と呼ばれる細長い木材を設置する工法ではなく、柱に直接、内壁材を張る工法なので、タッカー打ちが大変ですが、横胴縁を採用する工法であれば、シートを横胴縁で抑えられるので、タッカー打ちが少なくて済むそうです。

シート張りは、屋根断熱であるLDの天井面にも行います。
あらかじめ、断熱材の上に通気層を確保するために、遮熱シートであるアストロフォイルが張ってありました。
アストロフォイルは、梱包材のプチプチみたいなものに、両面アルミが蒸着されています。
屋根垂木(たるき)と呼ぶ木材の下に全面、不織布を張ります。
ここには、天井材下地として、胴縁を打つので、タッカー打ちは壁に比べれば、楽です。





