Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「(仮称)豊橋の家」 照明打合せ

「(仮称)豊橋の家」のお施主様と打合せをしました。
照明について、前回提案していたので、それに対する意見やご要望を聞きながら、決めていきました。
各所に間接照明を使いながら、ダウンライト(天井埋込み型器具)やスポットライトを使った照明計画です。
梁や天井などに設置する、レールの付いた「ライティングダクト」をよく採用します。
自由に位置を変えたり、器具を変えたり、追加したりができるからです。
ペンダントライト(傘付きの吊り下げ型)やスポットライトだけでなく、シーリング的(天井直付)なライトなどいろんな種類が吊れるよう器具が増えてきました。
今回のダイニングは、堀コタツ的な座卓です。
床に座布団を敷いて座るので、座卓の上の照明器具は、それにあわせて、ペンダントライトを下のほうまで、吊り下ろします。
堀込み床は、蓋をすれば、普通のテーブルを置くこともできるようにしてありますので、その時に照明の高さが変えられないと困ります。
また、場合によっては、キッチン側に造り付けの簡単なダイニングカウンターがあるので、将来、お子様がみんな独立された状況では、テーブルを置かない使い方もありえます。
そこで、ダイニングの上にライティングダクトを採用しました。
こういう、いろんなシーンに対応ができるのがいいところです。
また、将来、年老いた時に、照明の明るさが建築時よりも必要に感じられるようになってきます。
その時に、照明器具を追加できるというのも、便利です。
人によって、明るさに対する要望は様々で、家族の中でも明るいほうが好きな人、暗いほうが好きな人、黄色っぽい光が好きな人、蛍光灯の白い光が好きな人などいろいろとあります。
年齢を経ると好みが変わるということもあります。
壁に絵などを飾りたい人にとっても、ライティングダクトは便利です。
絵の位置に合わせて、スポットライトを移動したり、向きを変えて、絵を照らすことができます。

↑そういう使い方もできるように採用した、「星崎の宝箱の家」
ライティングダクト(=レール)を天井に埋め込んであるので、すっきりしています。
寝室や子供室にもライティングダクトを採用することもあります。
特に、設計時から、この部屋はだれの部屋と固定的に決めないで、住みながら、お子様の成長などライフサイクルに合わせて、部屋と入る家族を変えていく、可変的なプランの場合は、より有効です。
お子様と大人の夫婦とお年寄りでは、明かりに対する要望が違うものですから。