「刈谷の懐/廻の家」 古材探しの旅
「刈谷の懐/廻の家」のお施主様と、新潟県上越市の古材倉庫へ、古材探しに旅にでかけました。
古民家スタイルのこの家では、2階の寝室上部に2本の古材の梁を架ける設計になっています。
古材とは、古い民家で使われていた構造用の木材のことです。
そこで実際に使う古材を選びに行ったのです。
早朝から出かけ、予定よりもかなり早めに、古材を扱う丸山事業さんに到着。

隣にある、息子さんたちが経営するカフェレストランで、おいしいコーヒーをいただきながら、丸山社長さんの奥様から、いろんなお話をお聞きしました。
店舗外装やインテリアに古材をふんだんに使ってあり、いい雰囲気でした。
ここでは、和っぽい感じではなく、かなり黒く塗って、ヨーロッパの古いカフェをイメージしたデザインでした。
実際に古材が使われた事例写真をたくさん見せていただきました。
旅館にもたくさん使われていて、お施主様たちが過去に泊まったことのある旅館が多数あり、驚かれていました。
そうしているうちに、丸山社長さんと工務店の勇建工業さんが来て、一緒に、古材倉庫に移動しました。

大きな倉庫いっぱいに、すごい量の古材が山積みにされており、大きな古材が大迫力です。
お施主様と一緒に、いい材がないかと、数時間かけて探しました。

寝室空間に合う、長さや太さ、曲がり具合、色、材種などを検討しながら、ついに、「これだっ!」という1本のけやきの古材を見つけ出しました。
後で半分に切って2本の梁にします。

たまたま、丸山社長さんが、事前にこれがいいかなと思ったものと、偶然同じだったことで、お施主様は運命めいたものを感じたそうです。

↑古建具も多数ありました。
この写真とは別のものですが、一部障子が入った古建具も購入することになりました。
手直しすれば、いい風合いを醸し出してくれると思います。
また、カフェレストランに戻り、遅い昼食をご馳走になりました。
有機野菜を使ったこだわりのお店です。
ハンバーグがおいしかったです。
そうして、帰路につきました。
往復10時間の道のりは、遠かったですが、ここまで来たかいがありました。
新潟の古民家は、豪雪に耐えられるよう、太い柱や梁が使われており、材質もしっかりしたものが多いのです。





