Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

建築家宮本忠長さんの著書「住まいの十二ヶ月」

長野県の建築家である宮本忠長さんの著書「住まいの十二ヶ月」を読みました。

ゴールデンウィーク前に行った長野古建築旅行で小布施町を訪れたのですが(その時のブログ)、宮本さんが修景計画を行ったオープンスペースや和菓子店などを見学しました。
設計中の「(仮称)刈谷の家」のお施主様が私たちのブログでそれを知り、宮本さんの著書を今、読んでいるよと、打合せの時にお聞きしたのです。
10年くらい前に買って、久しぶりに読み返しているというのです。
どの本か見せていただいたら、私が持っている本と同じでした。
私もひさしぶりに読むことにしました。
ところどころに、ご設計された小布施町の建物の写真がありました。
内容的には少し古いですが、十分、現代の家づくりに通用するものも多くあります。
和風建築を得意とされていて、自身の設計観にもとづく内容をもとに書かれています。
タイトルにあるように、住まいを1ヶ月ごとに生活シーンを思い浮かべながら、こういう時期にはこういうことがあるから、こういうことに気を付けた設計にしたほうがいいよという感じで書かれており、お施主様向けの読みやすい本です。
本のまえがきを引用します。
今までの「設計条件」は部屋数や「かたち」が優先していたのです。
これが落とし穴。
まず、始めに「生活ありき」なのです。
まず、「我が家」の「暮らし」は如何。
つまり、「十二ヶ月の生活」の展開を綴って、自分たちの生活を見定め、それをベースに「新しい生活への夢を盛り込む」。
そのためには、どんな「部屋」が必要か、大きさは、・・・と設計条件をそろえるのです。

私たちも同感です。
そのためにも、私たちは、計画前のお客様へのヒヤリングの際に、「ライフスタイルシート」を渡して、現在のライフスタイルを各個人ごとに記入していただいたりして、ご家族の暮らしぶりを探っています。