Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

岡崎・老舗二社(カクキュー、まるや)の八丁味噌のGI(地理的表示保護制度)登録除外問題に対し、登録見直し要望の署名をしてきました

岡崎の老舗二社の八丁味噌のGI登録問題に対し、JR岡崎駅の岡崎市観光案内所で、登録見直し要望の署名をしてきました。
八丁味噌のGI問題とは、特産品のブランドを守る、国のGI(地理的表示保護制度)制度の登録から、本家である、岡崎の二社(カクキューと、まるや)が、除外されてしまった問題です。
過去ブログ
「岡崎・老舗二社の八丁味噌のGI(地理的表示保護制度)登録問題と解決へ向けての署名活動の動き」

JR岡崎駅のコンコースに、岡崎市観光案内所があり、そこに、署名用紙がおいてありました。
この案内所は2年前にできたそうです。

岡崎の伝統を未来につなぐ会の署名書の文面です。この下に、署名として、住所と名前を書くだけです。

岡崎の伝統を未来につなぐ会の代表をしているのは、私が母校の名古屋工業大学の学生時代に建築を教えていただいた、堀越哲美先生であり、現在は、岡崎市にある愛知産業大学の学長をされています。
他にも、岡崎市内の3つの大学の学長も会に所属し、名を連ねています。
愛知学泉大学学長 寺部曉
人間環境大学学長 牧山助友
岡崎女子大学学長 林陽子 

そして当事者である、八丁味噌協同組合理事長 早川九右衛門 (合資会社 八丁味噌(カクキュー))

こちらは観光案内所でもらった参考資料です。
農水省が登録を認めてしまった、愛知県味噌溜醤油工業協同組合のいう、「八丁味噌」となのる単なる普通の豆味噌と、手間ひまかけた、本物の岡崎の老舗二社の八丁味噌との比較表です。
かなりの違いがあり、まるで別物です。
別物と知らない人が、それを八丁味噌と誤認してしまいます。ブランド乗っ取り事件です!こんなことがあっていいでしょうか。

  八丁味噌協同組合のホームページにある、署名活動のページの文面です。


名鉄東岡崎駅の岡崎市観光案内所でも、署名用紙がおいてあります。
この案内所は3年前にできたそうです。
署名受付場所は、他には、岡崎商工会議所(イオン近く)、岡崎市観光協会、カクキューとまるやです。
署名用紙をダウンロードして、郵送することも、可能です。
カクキューとまるやでは、昔ながらの製法の味噌蔵の工場見学ができますし、八丁味噌の里・史料館では伝統的な味噌造りなどを知ることができます。
岡崎
カクキュー八丁村
は八丁味噌を使った新しい飲食スペースがあります。
 観光がてら、行ってみてはどうでしょうか。 
お子様がいらっしゃる家庭なら、ちょっとした社会見学や夏休み自由研究のネタになると思いますよ。
岡崎の伝統や文化を守るため、また、愛知県や岐阜県、三重県の東海地方を中心とした、八丁味噌文化を守るため、賛同していただける方はぜひ、署名してきてください。
 
岡崎の二社+各関連会社の計四社で構成する、八丁味噌協同組合のホームページ に署名活動の情報が掲載されています。
「岡崎の伝統を未来につなぐ会」による「地理的表示保護制度(GI)」における『八丁味噌』の登録見直しに関する要望の署名活動が開始されました。
このサイトの一番下に、署名用紙のダウンロードはこちら というリンクボタンがあり、署名用紙をダウンロードし、郵送することもできます。
市内にお住まいの方 と 市外にお住まいの方 という2つのリンクボタンがあります。
こちらは、市内にお住まいの方をクリックしてダウンロードした署名用紙です。

次回に続く
「岡崎の花火大会・8月4日(土)開催!記念すべき第70回大会・花火を見るための工夫をした「通る家/岡崎」の設計」

画期的な制振の評価基準「小規模住宅制振設計指針」が2018年に公開予定・制振と制震の違い、制振・制震金物の普及

前回ブログの続きです。
前回は、「地震の揺れを半分以下に抑える制震工法(制震金物等)の重要性・頻発する余震対策、次の大地震対策・制震し復元するガルコン」

2018年には、「小規模住宅制振設計指針」が公開予定です。
小規模住宅制振設計指針とは、木造戸建住宅向けの制振ダンパーを組み込んだ制振壁の評価方法や、制振壁を活用した住宅の設計方法などを示す指針です。
建築研究開発コンソーシアムで組織された住宅制振構造研究会(笠井和彦委員長:東京工業大学教授)が取りまとめを進めています。
様々な制振システムの性能を統一的に評価する方法のほか、その評価方法を活用して選別した制振壁を使用することを前提とした簡易な設計方法などを示す予定です。
 建築研究開発コンソーシアム 

今まで、戸建住宅向け制振システムの評価基準がなかったのです。
この基準ができれば、画期的なことになります。
国などが制振システムに対し、補助金を出したり、国の地震保険の割引の可能性などもでてきますので、そうなれば、一気に制振金物制震金物等が普及すると思われます。

<制振と制震の違い>
制振制震は同じ読み「せいしん」で、似たイメージの言葉と思われています。
しかし、制振は、地震による振動だけでなく、交通振動強風による振動を抑える意味もありますが、制震は地震による揺れを抑える意味だけです。
制振のほうが幅広い言葉なので、こちらを本当は使って説明していきたいのですが、住宅を建てたいと思う消費者には、なじみのない言葉で、わかりにくいと思われます。
そこで、営業的には、制震の言葉を使うメーカーが多く、それを採用する工務店や設計事務所もそれにならっていることが多いのが現状です。
今後、「小規模住宅制振設計指針」が公開され、普及が進めば、制振の名が浸透していき、変わっていくかもしれません。

以下は、建築専門雑誌 日経アーキテクチャーに掲載された紙面からの抜粋 写真は、東京工業大学の笠井和彦教授

笠井和彦教授について
東京工業大学 総合理工学研究科 人間環境システム 笠井研究室 公式

笠井和彦特任教授(都市防災研究コア)のインタビュー記事が,『Housing Tribune』にて掲載

 <オープンハウス見学会のお知らせ>
制振金物ガルコンを採用
した設計事例です。
愛知県岡崎市で、私たち夫婦建築士が設計した「備える家/岡崎」のオープンハウス見学会を開催します。7月28・29日
地震など様々なことに「備える」家です。
最高クラスの耐震等級3、地震の揺れを半分以下に抑える制振金物ガルコン液状化地盤補強(スーパージオ工法)、最高クラスの耐風等級2家具転倒防止金物設置下地感震ブレーカー付分電盤 防火 他
詳しくはこちらのオープンハウスお知らせサイトへ
岡崎のKANO空感設計 加納年勝  

 

地震の揺れを半分以下に抑える制震工法(制震金物等)の重要性・頻発する余震対策、次の大地震対策・制震し復元するガルコン

前回ブログの続きです。
前回は、「耐震性を最高ランクの耐震等級3に上げるだけでは不十分・簡易な「壁量計算」ではなく、高度な「許容応力度計算」が必要」
 
 <地震の揺れを半分以下に揺れを抑える制震設計・制震金物>
 最高ランクに高めた、耐震等級3(建築基準法の1.5倍)にすることはもちろん重要ですが、それだけだと、前回ブログで書いたように、大地震が起きるたびに、耐震性が低下するので万全ではありません。
KANO空感設計では、耐震性能を大幅にアップしたうえで、制震金物を使った地震の揺れを大幅に少なくし、余震対策、次なる大地震対策になる制震設計をしています。
 KANO空感設計では、東日本大震災の少し前より、耐震性を高めた設計をしたうえで、全ての新築住宅で制震工法を採用してきています。
リフォーム工事でも、採用可能です。(条件による)
 
地震だけでなく、強風や交通震動なども抑えるので、制振工法とも書きますが、地震の揺れを半分以下に揺れを抑える設計手法です。
地震の揺れを抑えることができれば、構造体の接合部の緩みを抑えたり、耐力壁である、筋交いや耐力面材を固定するビスや釘の緩みを抑えることができます。
これまで、いろんなタイプの制震工法があり、いろいろ採用してきましたが、現在、多くの住宅で設計採用をしているのは、制震金物ガルコンです。

ガルコンは静岡県浜松市のイケヤ工業製です。ガルコンの特徴 公式
静岡県は古くから東海地震対策を行ってきた県であり、耐震に対する、県や県民意識が高いです。
イケヤ工業は現在もそうですが、自動車部品メーカーであり、その技術力をガルコンに生かしています。
制震金物ガルコンは、3枚の特殊な自動車用鋼板で構成されており、各々の鋼板間に粘弾性体をはさみ、地震エネルギーを吸収します。
さらに、3本のバネがあり、揺れても、元の位置に復元できることが特徴です。
復元できるということは、大変、重要なことだと考えています。
世の中に、揺れを抑える制震金物を作っているメーカーや商品は多くありますが、全く揺れなくすることは無理です。
揺れを半分以下に抑えるのであり、揺れます。
揺れた時に元の位置に戻らなけば、傾いたままとなり、危険な状態であり、余震や大きな地震がきたら、被災する可能性が増しますし、地震後に、垂直に直す大規模な工事が必要になってしまいます。

地震に対し、さらに、揺れにくくする免震工法という設計手法もあります。
基礎と上部構造体との縁を切り、大がかりな免震装置を間にかませます。
しかし、かなり高額で、建物周囲に大きなスペースが必要で、軟弱地盤では設置不可能などの制約があり、どんな家でも設置できるというものではありません。

<サンプル> 
うちの事務所にガルコンのサンプルがあります。社長がいらした時に、いただいたものです。
柱及び梁や胴差と呼ばれる横架材へ、各々長い特殊なビスで固定します。

かなり、重くて頑丈です。

3枚の特殊鋼板があることがこの角度から見るとわかります。間に特殊粘弾性体がはさんであります。

反対側のボックス内にはバネが入っています。

カタログも多くありますので、事務所いらしてくだされば、お渡しして、説明します。
<官庁でのお墨付き>
平成27年 東京都庁の「安価で信頼できる木造住宅の「耐震改修工法・装置」で承認され、事例紹介で、ガルコンが紹介されています。

平成25年 愛知県建築地震災害軽減システム研究会協議会で認証
平成21年 一般財団法人 日本建築防災協会技術評価 取得
平成15年 耐震補強構法コンペ「理事長賞」受賞 主催:独立行政法人 建築研究所/後援:国土交通省、住宅金融公庫(現・住宅金融支援機構)

<地震遭遇時の制震効果の実績>
東日本大震災等の地震でも制震効果を発揮しています。

 <オープンハウス見学会のお知らせ>
愛知県岡崎市で、私たち夫婦建築士が設計した「備える家/岡崎」のオープンハウス見学会を開催します。7月28・29日
地震など様々なことに「備える」家です。
最高クラスの耐震等級3、地震の揺れを半分以下に抑える制振金物ガルコン液状化地盤補強(スーパージオ工法)、最高クラスの耐風等級2家具転倒防止金物設置下地感震ブレーカー付分電盤 防火 他
詳しくはこちらのオープンハウスお知らせサイトへ
岡崎のKANO空感設計 加納年勝  

次回に続く
「画期的な制振の評価基準「小規模住宅制振設計指針」が2018年に公開予定」

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