Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

画期的な制振の評価基準「小規模住宅制振設計指針」が2018年に公開予定・制振と制震の違い、制振・制震金物の普及

前回ブログの続きです。
前回は、「地震の揺れを半分以下に抑える制震工法(制震金物等)の重要性・頻発する余震対策、次の大地震対策・制震し復元するガルコン」

2018年には、「小規模住宅制振設計指針」が公開予定です。
小規模住宅制振設計指針とは、木造戸建住宅向けの制振ダンパーを組み込んだ制振壁の評価方法や、制振壁を活用した住宅の設計方法などを示す指針です。
建築研究開発コンソーシアムで組織された住宅制振構造研究会(笠井和彦委員長:東京工業大学教授)が取りまとめを進めています。
様々な制振システムの性能を統一的に評価する方法のほか、その評価方法を活用して選別した制振壁を使用することを前提とした簡易な設計方法などを示す予定です。
 建築研究開発コンソーシアム 

今まで、戸建住宅向け制振システムの評価基準がなかったのです。
この基準ができれば、画期的なことになります。
国などが制振システムに対し、補助金を出したり、国の地震保険の割引の可能性などもでてきますので、そうなれば、一気に制振金物制震金物等が普及すると思われます。

<制振と制震の違い>
制振制震は同じ読み「せいしん」で、似たイメージの言葉と思われています。
しかし、制振は、地震による振動だけでなく、交通振動強風による振動を抑える意味もありますが、制震は地震による揺れを抑える意味だけです。
制振のほうが幅広い言葉なので、こちらを本当は使って説明していきたいのですが、住宅を建てたいと思う消費者には、なじみのない言葉で、わかりにくいと思われます。
そこで、営業的には、制震の言葉を使うメーカーが多く、それを採用する工務店や設計事務所もそれにならっていることが多いのが現状です。
今後、「小規模住宅制振設計指針」が公開され、普及が進めば、制振の名が浸透していき、変わっていくかもしれません。

以下は、建築専門雑誌 日経アーキテクチャーに掲載された紙面からの抜粋 写真は、東京工業大学の笠井和彦教授

笠井和彦教授について
東京工業大学 総合理工学研究科 人間環境システム 笠井研究室 公式

笠井和彦特任教授(都市防災研究コア)のインタビュー記事が,『Housing Tribune』にて掲載

 <オープンハウス見学会のお知らせ>
制振金物ガルコンを採用
した設計事例です。
愛知県岡崎市で、私たち夫婦建築士が設計した「備える家/岡崎」のオープンハウス見学会を開催します。7月28・29日
地震など様々なことに「備える」家です。
最高クラスの耐震等級3、地震の揺れを半分以下に抑える制振金物ガルコン液状化地盤補強(スーパージオ工法)、最高クラスの耐風等級2家具転倒防止金物設置下地感震ブレーカー付分電盤 防火 他
詳しくはこちらのオープンハウスお知らせサイトへ
岡崎のKANO空感設計 加納年勝