豊田市足助町「中馬のおひなさん」見学1 足助八幡宮1 木製大鳥居・拝殿・足神
豊田市足助町で開催の「中馬のおひなさん」を見に行きました。
古い街並みのお店などで、たくさんの、ひな飾りや土人形、市松人形が見られます。
その見学の前に、「下山の光庭の家/豊田」を設計した時に、官庁調査で行ったことのある、豊田市役所足助支所(旧足助町役場)やその周辺の神社仏閣などを見てまわりました。
足助八幡宮。673年の創建と、かなり歴史がある神社です。豊田市足助町宮ノ後12
源頼朝が参拝しています。郷社、神饌幣供進神社。
4台の豪壮な山車と火縄銃で知られる足助祭りはここの例祭です。

珍しい木製の大きく立派な鳥居です。1800年(寛政12年)築と古いです。

どことなく、ユーモラスで珍しいまるっこい形の狛犬は、岡崎の岩津天満宮やその近くの信光明寺のものと似ている、古い岡崎型の宝珠型狛犬です。
過去ブログ。梅満開の岩津天満宮の参詣記 重要文化財の信光明寺(岩津天満宮のルーツ)の参詣記

かつて神仏習合時代に境内にあった、神宮寺である光勝庵の名残の鐘楼。神宮寺とは神社の境内にある寺のこと。
神宮寺の名残として、他に有名なのは、知立市の知立神社の神宮寺の名残としての多宝塔(重要文化財)があります。
参詣過去ブログ。

明治維新の神仏分離で、鐘は三重県の来迎寺に移され、三重県文化財になっています。

立派な拝殿です。

秋の足助祭で使う、山車梵天(梵天投げ:山車から投げ、拾うと家内安全等のお守りとしてご利益)と、火縄銃の鉄砲隊しめ飾りが、拝殿の軒下に下げられています。
しめ飾りは、太短いほうきのような変わった形です。
古い街並みの軒下でも多く見られ、風情があります。作り方はこちら。


足、旅、交通の神様です。
南北朝時代(14世紀)に記された、『足助八幡宮縁起』には病気平癒の霊験訳があり、その中に足腰の治癒に関する事も記されています。
足を痛めた佐渡島の旅人を社人が手当てをしているところに八幡大神が出現し、数珠にカラスの羽を添えて患部をなでると、たちまち足が治り立つことが出来たとあります。
足助八幡宮は創建以来武運長久・家内安全・病気平癒のみならず、足腰の健康・災難除け・交通安全などの御神徳顕著なる神社として篤く信仰されていました。
3月18日開催の足まつり の奉納草履が軒下に下げられいます。
足まつりでは巨大な草履神輿をかついで、町じゅうをまわります。

拝殿前に立ててある奉納草履竹。カラフルな除災きれが結び付けてあります。
古い街並みにある、新町の天王社「お天王はん」にも立ててありました。その時の見学ブログ。
除災きれは、先日行った、稲沢市の国府宮はだか祭の、なおい布(笹用布)みたいです。見学過去ブログ。

大きな有名な神社でしか、ふつうは見ない、奉納酒樽(飾り樽)がおいてあります。
国府宮や一宮の真清田神社にはたくさんありました。

草履の石碑。かなり大きいです。

珍しい足形の「足札」。足、旅、交通に関する願い事を書いて奉納します。
拝殿前には一般的な馬が書いてある絵馬を掛ける場所もあります。

その奥にある足神。

脇にある愛子様ご誕生記念植樹と灯篭群。

立派な神馬。八幡神の神紋である三つ巴があります。賽銭箱にも。
足助は塩の道である中馬街道の宿場であり、貸馬・中継馬で発展したので、特に、馬は神聖視されていると思います。

足助八幡宮のスギ。注連縄を張った、足助で4番目に太い大きな杉は市の文化財(天然記念物)です。
奥に見えるのは、紅葉の名所である香嵐渓の飯盛山です。
足助八幡宮縁起によれば、元々は飯盛山山頂に鎮座していました。



手水舎。

柄杓置きが、珍しい、かえるです。背中に乗った小さなかえるも。
旅の神様でもあるので、「無事帰る」という、語呂合わせかな。

珍しい、大きなシャコ貝(?)の碑?。何に使うんだろう。

秋の足助まつりで披露される、足助棒の手碑。県の無形民俗文化財です。拝殿前で行われます。







