Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

豊田市足助町「中馬のおひなさん」見学7 常夜燈・古い町並み・馬頭観音 

前回のブログの続きです。巴川にかかる巴橋を渡ると、秋葉山常夜燈があります。
秋葉山の本社は静岡県浜松市にある秋葉山本宮秋葉神社であり、防火の神様です。
足助町は、1775年の安永の大火で、町のほとんどが焼けました。その25年後に1799年建立。

 ここから、古い街並みに入っていきます。
案内板に書いてあるように、足助町は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
2年前、名古屋市緑区の有松が指定されましたが、それまでは県で唯一でした。
江戸、明治など古い時代の町屋や蔵が残っていて、いい雰囲気です。
昭和中期頃のモザイクタイルを張ったレトロな家も味があります。
新しい建物も町並みに合わせたデザインをしています。

常夜燈まわりの塀に説明板が多数あります。

西町(南の通りの西端)の古い町並み。

これらに比べれば新しそうな家でも、犬矢来や、レトロなデザインの屋根受け金物飾りがいい感じ。

飯盛山の南を流れる巴川と、足助の町の中を流れる足助川の合流部付近の足助川にかかる落合橋。
木製手摺などがいい感じ。

渡ったところで振り返ると、飯盛山が見えます。その名のごとく、ごはん(飯)を盛ったようなきれいな形です。
宝珠に似ていて、富祐円満の相を示し、古代には、信仰の対象となっていたと思われます。
「足助八幡宮縁起」によると、本宮山(岡崎市・豊川市・新城市にまたがる山。今年、山頂の砥鹿神社奥宮に初詣に行きました。過去ブログ)に鬼が現れ、黒雲に乗ってきて、この霊山を築き住んだとあります。

合流部。早咲きの桜が咲いていました。

馬頭観音

頭に馬の顔がついています。

芭蕉句碑

脇を小さな滝が流れます。

足助の俳人 板倉塞馬(この後、菩提寺の普光寺を訪ねます)が選んだ芭蕉の句。馬の水飲み場が脇にあります。

次回に続く

 

豊田市足助町「中馬のおひなさん」見学6 香嵐渓ビジターセンター(足助観光協会)

前回のブログの続きです。「中馬のおひなさん」のひな飾り等をみながら、町歩きしました。
「中馬のおひなさん」の期間中は、町じゅうの各店舗などで、ひな飾りや土人形や市松人形を見られます。
こういう時でないと、なかなか、お店に入ったり、たくさんのお店をまわったりすることができないので、町の活性化や商売に結び付く、いいイベントだと思います。
全国でも、ひなかざりイベントが多くありますが、5月にも、五月人形のイベントをやればいいのになあ。
こいのぼりをたくさん並べるイベントはよくありますが。うちの事務所の近くでは、滝町の青木川でやってます。

土産店「みちくさ」のは、よく見る一般的な、ひな飾りです。
最上段は、金屏風前に座る、男雛と女雛です。
お内裏様とお雛様と「ひなまつり」の歌詞にありますが、実は、この呼び方は間違っています。
お内裏様とは、お殿様とお姫様のふたりというのが正解です。
そもそも内裏(だいり)とは、天皇の私的区域の名称です。
その中に紫宸殿(ししんでん)という、 元服や立太子などの儀式が行われていた場所があるのですが、 雛人形はその紫宸殿にて行われた天皇と皇后の結婚の儀をベースとして飾られています。


香嵐渓ビジターセンター(足助観光協会)へ。足助町宮平34-1

足助町の観光案内パンフレットなどをもらいました。
足助町には、東海自然歩道が通っており、そのビジターセンターになっています。

八王子と大阪・箕面を結ぶ1都8県2府に及ぶ全長1697.2kmの自然歩道です。
全体マップ 愛知県内マップ
館内には、古いひな飾りや土人形がありました。
こちらは、最上段が、京都御所の紫宸殿をモチーフに作られた御殿の中に、ひなを飾る「御殿飾り雛」です。

支所で見た、ひな飾りもこの形式でした。前回ブログ

屋根に金シャチを飾り、金箔(きんぱく)で絢爛豪華に飾り立てた「名古屋びな」。


センターを出て、巴川沿いを歩きました。秋には紅葉で全山が紅葉する飯盛山。
ここには、足助氏と、その没落後、台頭した鈴木氏の居城である飯盛山城がありました。
廃城後、居館跡に、足助氏の菩提を弔うために香積寺が建てられ、三栄和尚が、かえでやもみじを手植えしたのが、香嵐渓の紅葉の始まりです。

次回に続く

豊田市足助町「中馬のおひなさん」見学5 十王寺(またたき如来)

前回のブログの続きです。豊田市役所足助支所(旧足助町役場)を出て、足助の町にくりだしました。
まず、道路向いの宮平町へ。
足助八幡宮の向いに十王寺があります。

徳川家康・秀忠の家臣で旗本だった、鈴木正三(しょうさん)が武士をやめて、禅僧となり、創建。
鈴木氏は足助氏が没落した後に、足助をおさめた武家です。
仮名草子(仮名を用いた庶民向けの読み物)作者としても有名です。

またたき如来(室町時代)が有名です。
盗まれた時、元の持ち主にありかを伝えるため、またたいたそうです。

足助八幡宮の神宮寺から移設された木造薬師如来像(鎌倉末期)、木造十王像(江戸初期)が市の文化財です。

出身地に鈴木正三記念館があります。豊田市則定町寺田8
次回に続く

 

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