Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「月刊建築ジャーナル」掲載依頼

先週金曜日のことですが、「月刊建築ジャーナル」という建築雑誌の発行元である、建築ジャーナルという会社の方とお会いして、雑誌掲載依頼を受けました。

この雑誌は、以前から知っていました。編集方針に強いポリシーのある信頼のできる会社だと思います。
名古屋を発祥とする30年の歴史ある会社です。
現在では、東京をメインに名古屋、大阪の三大都市圏を拠点にして、全国で雑誌や建築関連書籍を発行しています。
私もこの会社の発行する本を持っています。
「信頼できる工務店103」、「住宅は信用で買ってはいけない ハウスメーカー77 個別診断」

前者は、全国の建築家推薦の工務店を紹介した本であり、後者は、全国のハウスメーカー77社から得られたアンケートをもとに、いろんな視点から批評しており、他社にはない本だと思います。
今回の依頼は、「雑誌に広告を出しませんか」というものではなく、「月刊建築ジャーナルで、毎月2つの設計事務所を、最低4ページずつ特集しているので、それに掲載しませんか」というものでした。
しかも、掲載料はいらないというのです。
数ある設計事務所の中から、私達を選んでくださって、光栄なことだと思います。
事務所をPRできる魅力的な話でありましたが、最終的には、今すぐの掲載はご遠慮させていただきました。
それは、月刊建築ジャーナルは、どちらかというと、一般の住宅を建てる方達よりも、私達、設計事務所が読む雑誌というイメージなので、PR効果が薄いかなという印象であること。
入手できる書店が限られており、特に西三河で買える書店がないことがネックでした。
また、雑誌広告主になってくれそうな工務店やメーカーなどの会社を紹介するという条件も・・・。
先方は、今回は無理でも、また、時期をみてご連絡しますとのことでした。

「(仮称)豊田の家」 打合せ

昨日の夕方、計画中の「(仮称)豊田の家」のN様がいらっしゃいました。
なんでも、土曜日の打合せが、時間がなくって、十分こちらの意図が伝えられていなんじゃないかという思いがあったからだそうです。
測量図や図面が一切なかったので、思いのほか、調査に時間がかかり、打合せ時間が短くなってしまい(といっても2時間ですが)申し訳なく思います。
今回の計画では、解体するハナレに部屋のあるおばあ様の部屋をどうするか、など家族関係を整理して、母屋の部屋割り見直しとも一緒に考える必要があります。
打合せをして、そこが明確にできてよかったです。
また、古い町ですので、地域柄、「母屋より高い建物を建ててはいけない」という暗黙のルールがあるとのことです。
母屋は平屋+小屋裏部屋であり、新しいハナレは2階建てです。
これは、普通の建てかたをしていては、クリアできません。
以下の手法を説明しました。
 1. 階高(1階床から2階床までの高さ)を抑えるために、天井を張らない
 2. 屋根勾配を緩くするために、瓦やカラーベストは葺けないので、金属板葺き
 3. 1階床を地面に近づける
「今、建っているハナレがスキップフロアのある2階建てなので、これより大きくしなければいいんじゃないか」との思いもあり、悩まれているようでした。
建築基準法より厳しいです・・・。

建築家 山下保博さん

昨夜、TV愛知のソロモン流という俳優の船越英一郎さんを案内人とする番組で、建築家の山下保博さんが取り上げられていました。
その回のホームページはこちら
東京でアトリエ・天工人(てくと)という設計事務所を主宰し、戸建て住宅を中心に関東圏で活躍されています。
以前から注目していた建築家であり、建築月刊誌である新建築住宅特集2006年9月号で特集され、私もその号を持っています。
山下さんのデザインはかなりモダンでアバンギャルドです。
ペンギン・ハウス↓ が有名です。ペンギンのおなかのように緩い曲面を描く部分は3.2mm厚の鉄板であり、断熱塗料というもので断熱しているのです。

山下さんがすごいと思うのは、飽くことのない探究心です。
毎回、違ったデザインの建物、アクロバティックな構造体、新しい技術、変わった建材の使い方を見せてくれます。
チカニウマルコウブツ↓

昨日の番組ではアルミフレームに構造体と暖房器と間仕切と照明器具の機能をもたせた革新的な家「Branching Coral」を取り上げていました。

山下さん出身の奄美大島の枝珊瑚をイメージしたという、その外観は、ほとんどの面が曲面で構成されています。出来上がって中に入るまではイメージしずらい空間です。
意外なことに、その作風とギャップのある古民家再生にも努力されていることも、番組では取り上げていました。

2009.03.02「建築家
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