Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい
フリー相談室を行いました
土地購入からの住宅新築をされる岡崎の方とフリー相談室を行いました。
数年前から土地探しをしていて、ようやく、候補が見つかり、次にすることとして、家づくりの依頼先探しを始めたそうです。
高い擁壁の上の土地で、南側に3階建ての建物があるので、設計力によって、敷地条件を生かすことのできる、設計事務所に依頼したいそうです。
いろんなお話をしていて、最後に計画案作成依頼を受けたので、さっそく敷地と市役所に調査に行ってきました。
その後、すぐに、調査結果を報告しました。
土門拳記念館 見学の思い出 その3
昨日のブログの続きです。

旅行後、しばらくして何の運命か、写真専門ギャラリーを設計することになりました。

ギャラリーは2階にあり、1階からは大階段で外部から直接アプローチします。
私は、土門拳記念館で使われていた、カメラの「しぼり」のようなデザインを応用させ、曲面で使うことにしました。

円筒状(シリンダーと呼んでいます)のギャラリー付属のコミュニケーションスペースは、通りからは、大きなガラスのシリンダーに見えますが、大階段を上がるにつれて、シリンダーに設けられた複数の窓の幅がだんだんと狭くなっていき、光の量がしぼられていきます。

階段を上がりきった先のギャラリーでは、写真を見るのに適度な光量となり、外光を自然に遮っています。
また、天井は同じ位置にあるので、階段を上がるにつれ、天井高さは低くなっていきます。
さらに、階段を上がるにつれ、階段の幅が狭くなっていきます。
空間のボリュームが、手前から奥に進むにつれ、ぐーっと小さく、光の量も「しぼられ」ていくのです。

逆にギャラリーからコミュニケーションスペースへ進むにつれ、窓幅が大きくなり、開放的な空間となり、会話もはずみます。
また、ギャラリーから帰る時も、大階段を下りるにつれ、窓幅が大きくなり、徐々に明るくなり、徐々に天井も高くなるので、余韻を楽しんで帰ることができます。






