Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「西尾の抹茶」のGI登録地域の西尾・安城以外の愛知県の茶産地

前回ブログの続きです。
前回は、西尾の抹茶・愛知県初のGI(地理的表示保護制度)登録・国認定の地域ブランド

「西尾の抹茶」のGI登録地域の西尾市、安城市以外の愛知県のお茶の産地を紹介します。
  <愛知県>
愛知県では、西三河地域から東三河地域にかけて「お茶」の生産が盛んで、てん茶(抹茶の原料)、せん茶、かぶせ茶などが生産されています。
「西尾の抹茶」は、全国トップレベルの生産量で、「しんしろ茶」は愛知県一の煎茶生産量です。
最近では新城市、豊橋市、豊田市、田原市で、紅茶の生産が増加しています。
愛知県で生産される紅茶は、まろやかで甘みがあり、和菓子にも合うなどの特徴があります。

愛知県茶業連合会 ツイッター
以下の愛知県内の生産者組織7会員で構成される連合会です。
西尾市茶業組合 「西尾の抹茶」 西尾市
吉良茶業組合 「吉良の茶」 西尾市
豊田市茶業組合 「とよた茶」 豊田市
下山茶業組合 「下山茶」 豊田市
愛知東農協茶業部会 「しんしろ茶」 新城市
豊橋市茶業同志会 「豊橋茶」 「豊橋紅茶」 豊橋市
愛知みなみ農協田原茶部会 「田原の深蒸し煎茶」 田原市
 
[ 宮崎茶・額田茶 ] 岡崎市額田地区(旧額田郡額田町)宮崎(くらがり渓谷の西付近)
額田町茶業組合
400年程前から山々や清流に囲まれた農薬や化学肥料が混入しない自然環境のなかで湧き水を使ったお茶の栽培が行われてきました。
この界隈は、農民や武士の健康維持のためにお茶の栽培を徳川家康公が奨励しており、年貢は米の代わりにお茶を納めさせていたといいます。
明治から昭和にかけては、全国の三大銘茶として重んじられてきました。
宮ザキ園 フェイスブックページ 宮ザキ園とは
岡崎市観光公式観光サイト 産地問屋宮ザキ園
1820年創業。県内では一番最初に無農薬、有機農法に成功し、現在でも味や香りのみならず、体に優しいお茶の栽培にこだわり続けています。
日本茶と岡崎ブランド「わ紅茶
   
[
とよた茶・豊田茶 ]  豊田市豊栄町(トヨタ本社の南 末野原駅付近)・住吉町(竹村駅近く)・吉原町(若林駅南付近)他
豊田市茶業組合 
てん茶では生産量が西尾市に次ぐ県下2位の産地となっています。
都市近郊の平坦地では、主にてん茶の栽培が盛んで、かぶせ茶も栽培しています。

 [下山茶 ]
 旧下山村
下山茶業組合  
中山間地では、山に囲まれた自然の中で、てん茶、せん茶を栽培しています。
病害虫の少ない涼しい気候を生かして、多くが有機栽培茶です。 
多種多様な茶の生産が特徴で、最近では紅茶も生産しています。
もうすぐ新茶の季節です。とよた茶を届けます

[ 豊橋茶 ] 豊橋市東細谷、二川、野依天伯、杉山、老津地区
昭和三十年の市町村合併によって渥美郡から豊橋市に編入された地域が主産地です。
煎茶(普通煎茶、深蒸し煎茶、等)の緑茶や、近年生産量を少しずつ増やしている紅茶がほとんどです。
豊橋茶を原料に使った加工品、ハーブなどの加工茶も。
TDC豊橋(tea distribution complex) は豊橋市内の茶生産者を中心に豊橋産の緑茶、紅茶等のPR、販売を円滑に推進させる為に設立された団体です。
生産者紹介ページ
ごとう製茶が2015年に開催された、「2015 紅茶フェスティバル  尾張旭 」で、1都11県70点から国産紅茶グランプリを受賞しました。
2015 紅茶フェスティバル  尾張旭   国産紅茶グランプリ受賞!!!
銘柄は「べにふうき とよかブレンド  ごとう製茶」 無農薬無化学肥料栽培をしています。
 

[ 渥美茶(田原茶)] 田原市
葉肉の厚い茶葉を使った深蒸しせん茶の生産が盛んです。
温暖な気候に恵まれ、収穫が早くから始まる県内随一の早場のせん茶産地です。
河合製茶 渥美茶の特徴が書かれているページがあります。
磯田園製茶株式会社 深蒸し茶製造のパイオニア的存在。17万㎡の広大な茶園
うちは、ここのお茶を愛飲しています。康生に岡崎店があります。
店舗一覧を見ると、愛知県では、名古屋市内や尾張、三河にたくさん店舗があります。
西三河では、上地店(岡崎)、岡崎南店、岡崎ニュース店、刈谷店
東三河では、本店(田原)、田原店、豊橋本店
長野、東京、埼玉、山形にもあります。

[ しんしろ茶 ] 新城市一鍬田(市役所の南方)、有海地区(新城インター近く)
一鍬田茶業組合
豊川やその支流の清流とさわやかな緑あふれる地域で、昼夜の温度差が大きく、たびたび霧が発生し茶園を覆う等、茶の生育に適しており、山間地特有の香気が良く、旨味と渋みが調和しています。
「しんしろ茶」は愛知県一の煎茶生産量です。
 品種は「やぶきた種」が主体で、煎茶本来の深い味と香りが特徴です。
近年では、かぶせ茶やてん茶などの生産も取り組まれています。 

 次回に続く。愛知県以外の東海地方・全国の茶産地

西尾の抹茶・愛知県初のGI(地理的表示保護制度)登録・国認定の地域ブランド・ゆるキャラ「まーちゃ」

前回ブログの続きです。
前回は、NHKブラタモリの2018年京都シリーズ第三弾「京都・宇治」 宇治平等院・宇治茶・抹茶

愛知県でお茶といえば、西尾の抹茶が有名です。
てん茶(これをひいたものが抹茶)の全国生産量の20%を占め、市町村別の全国トップレベルであり、「抹茶」に特化した唯一の生産地となっています。
2位は「宇治茶」のてん茶 京都府和束町(京都府南東部)
西尾の茶畑を見学したことがあります。
 
<西尾の抹茶の特徴>
西尾の抹茶は、鮮やかな碧緑色の外観を持ち、渋味が少なく、まろやかで強い旨味が続くことが特徴です。
矢作川と矢作古川に囲まれた三角州に位置する茶園は、地下水位が低く、根深となるため、茶の旨味成分であるテアニンの生成が促されます。
鎌倉時代から茶産地としての伝承があり、明治期に茶産地として本格的に発展します。
岡崎市からは茶臼に適した御影石が産出され、石細工の技術も高く、良質の抹茶につながる茶臼が生産されてきました。

<西尾の抹茶の歴史>
1271年に実相寺(上町下屋敷15)が西条城主・吉良氏の菩提寺として、吉良家三代の足利(吉良)満氏が創建しました。
京都東福寺から迎えた開祖・聖一国師(しょういちこくし)が境内にお茶の種を播いたことに始まります。
当時は僧侶や貴族などが愛飲しました。
その後江戸時代初期になるとお茶の栽培が奨励されて広まっていきました。

大永年間(1521~28)に 紅樹院(上町浜屋敷83)が、徳川家康の伯母を弔うために創建されました。
明治5年、住職の足立順道(あだちじゅんどう)が、茶産業の振興のために京都の宇治から茶の種を取り寄せて茶園を開きました。
明治12年に知多郡から茶師を招き、茶の製造を始めました。
その後、産業としての茶栽培が西野町地区一帯に引き継がれ、日本有数の抹茶の産地として発展していきました。
足立順道を茶祖と呼び、紅樹院は「茶祖の寺」と呼ばれます。
境内には西尾茶の原樹、参道入り口には大正2年に建てられた順道の頌徳碑があります。

<地域ブランド>
特許庁の地域ブランドに認定されています。
茶の分野で抹茶に限定した地域ブランドとしては全国で初めてです。

<GI(地理的表示保護制度)登録>
愛知県で初めて、「西尾の抹茶」が農林水産省のGI(地理的表示保護制度)登録されました。
登録地域は西尾市と安城市です。(安城市も含まれているとは、意外です)
西尾の稲荷山茶園公園(上町稲荷山)や実相寺や紅樹院の付近を中心とした、矢作川沿岸丘陵地域が有名ですが、吉良町、安城市でも栽培されています。
抹茶としては、初めてのGI登録です。
お茶としては、他には八女茶の福岡県の「八女伝統本玉露」のみが登録されています。
日本三大茶の宇治茶、静岡茶、狭山茶はいずれも未登録です。
西尾と福岡以外の全国の他のお茶の産地はどこもまだ、GI登録がありません。
農林水産省のGI(地理的表示保護制度)登録産品一覧  
 
<西尾の抹茶を知るリンク集>
西尾の抹茶・お茶  西尾市役所
西尾の抹茶 西尾市観光協会
西尾の抹茶 西尾茶協同組合
西尾市茶業組合

<西尾市の抹茶のゆるキャラ「まーちゃ」>
西尾市のゆるキャラ「まーちゃ」がいます。西尾の抹茶をPR。
かわいいので、女の子かと思っていたら、男の子です。
東海地方限定のJIMOキャラ総選挙2014で27位です。
過去ブログ
西三河ゆるキャラの活躍・刈谷市かつなりくん、知立市ちりゅっぴ、安城市きーぼー、岡崎市オカザえもん、西尾市まーちゃ 他

<抹茶を生かした町づくりイベント>
西尾の抹茶の日 
毎年10月上旬
「西尾の抹茶」のお祭りです。
西尾の抹茶呈茶サービス。石臼を挽いての抹茶づくり体験。抹茶工場見学や、抹茶わた菓子の販売などまた、とこなめ焼窯変ライブやうなぎ、えびせんべい、地酒など地場産品や特産品の販売も行われます。
2017年の開催時のサイト「西尾の抹茶の日&にしお産業物産フェア開催のお知らせ

西尾の抹茶 いっぷくキャンペーン
名鉄の企画 2018年4月21日~6月30日
抹茶の薫る「三河の小京都」西尾でお抹茶スイーツ&ランチのおいしいおもてなし!!
抹茶の里を美味しく満喫☆

抹茶スイーツ選手権2018の募集中です。
西尾市の特産品“西尾の抹茶”を、抹茶スイーツとして親しみ、味わいながら、広く世界へ発信するため、
高校生パティシエによる抹茶スイーツ選手権2018年の作品を2018年5月4日~6月8日に募集しています。

次回に続く「西尾の抹茶」のGI登録地域の西尾・安城以外の愛知県の茶産地

NHKブラタモリの2018年京都シリーズ第三弾「京都・宇治」 宇治平等院・宇治茶・抹茶

以前のブログの続きです。以前書いた記事は、茶室・茶道和室の見学希望リスト-京都編-
これまで、知立・八橋かきつばた園の茶室「燕子庵(えんしあん)」から始まって、5回にわたって、茶室・茶道和室の設計事例や見学記や見学希望リストについて書いてきました。
茶道とは、当然、茶をたしなむものですから、茶自体について、書きます。
NHK「ブラタモリ」の2018年京都シリーズ第三弾「京都・宇治」を見ました。(2018年5月5日(土)放送)

#103 京都・宇治
~なぜ 宇治は“天下一の茶どころ”になった?~
 今年になって、三回目の京都です。
過去ブログ
NHKブラタモリの京都2018年シリーズ第一弾「銀閣寺」を見ました
NHKブラタモリの2018年京都シリーズ第二弾「奥東山」 枯山水の白川砂利・哲学の道の琵琶湖疏水・日本庭園の水

ちなみに昨年も2回、京都が登場しています。
第一弾が「京都・清水寺」、第二弾が「京都・祇園」です。
過去ブログ
NHKブラタモリの京都2017年シリーズ 祇園・清水寺

番組は、宇治川にかかる、宇治橋詰からスタート。
646年に日本で最初に架けられた橋です。日本三古橋のひとつ。
鎌倉時代から続く、800年の歴史を誇る通圓茶屋で、まずは抹茶を一服し、お宝を拝見します。
10円玉でおなじみの国宝の宇治平等院へ。世界遺産です。
小学校の修学旅行で行ったことがあります。また、行きたいと思います。

近くには世界遺産の宇治上神社もあります。
なぜ宇治で茶栽培がさかんになったのかをさぐっていきます。
茶畑や製茶工場を訪ねました。

<宇治茶>
宇治茶について 京都府茶業会議所
宇治茶大好き 京都府茶協同組合
宇治茶 wikipedia

日本遺産の一つに、「日本茶800年の歴史散歩」が登録地域として京都府南部が選ばれました。
世界文化遺産をめざす活動をしています。
宇治茶は日本三大茶です。他は静岡茶、狭山茶(埼玉県)ですが、狭山茶は生産量が少ないので、日本二大茶です。
京都は日本の茶の発祥地です。京都北部の高山寺のある
高級茶として知られます。
ゆるキャラ「チャチャ王国のおうじちゃま」がいます。

 次回に続く。西尾の抹茶・愛知県初のGI(地理的表示保護制度)登録・国によるブランド化
 

2018.06.07「自然・観光
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