愛知万博の建築 その4
昨日のブログの続きです。
今日は、瀬戸会場の話を書きます。
瀬戸会場へはゴンドラに乗って行きました。
住宅へのプライバシー対策で、途中でガラスが暗くなって、視界が遮られる所があり、おもしろかったです。
私が独立前に勤務していた青島設計も、万博の建物を設計しました。
担当は、瀬戸会場のゲート関連施設と、そこから空中歩廊でつながる市民パビリオンです。

私がちょうど事務所を辞める頃のことで、この設計には携わっていませんが、万博総合プロデューサーの菊竹清訓建築設計事務所が作成した基本設計書を見せてもらったことがあります。
この基本設計書を元に、実施設計を行ったのです。
これは、下請けではなく、正式な万博協会からの発注です。
官庁の建物の設計では、大きな建物であれば、通常、基本設計と実施設計で2回入札が行われるので、基本設計と実施設計が違う設計事務所が設計をすることは、よくあることです。
当時は、「随契(ずいけい)=随意契約」といって、基本設計を取ったら、実施設計も取れることも多かったとは思いますが。
万博施設の時は入札ではなく、特命です。
愛知県の設計事務所では、他にもう1社選ばれただけです。
他は全て、大手組織事務所や東京のアトリエ設計事務所が受注していました。
市民パビリオンは、万博史上初の市民参加型パビリオンです。
毎日、市民グループ主催の多様な催しが開かれました。

建物の周囲をぐるりと取り巻く、スロープを上がっていくと、屋上には、周囲の森を眺められる広々としたテラスがあり、ここでアイスクリームを食べて休憩しました。











