Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「ツカズハナレズのHANARE」 設計完了

「ツカズハナレズのHANARE」 のO様と打合せをしました。
前回打合せの数日後に、現地調査をまた行い、お父様立会いで、既存の外構の解体範囲を確認していただきましたので、今回はその解体図も図面に追加しました。
これで設計完了です。
設計依頼を受けたのは、昨年秋ですが、もともと、着工までに1年近くの余裕があったので、設計にずいぶん時間をかけて、やらせていただくことができました。
打合せも数多くさせていただき、特に造作オーダーキッチンの打合せは密に、ご納得いただくまで、できたのではないかと思います。

坪単価に占める変動要因の大きな設備

昨日のブログの続きです。
坪単価に占める変動要因が大きいものに、設備があります。
特に、システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台などの設備ユニットと呼ばれるものや、トイレ便器などの衛生陶器です。
これらはピンからキリまで価格差が非常に大きいです。
システムキッチンはピンとキリでは10倍くらいは違います。
キリは高級乗用車が買えてしまうほどです。
造作キッチンにする場合もありますが、造作キッチンだからといって、高くなる(何と比べるかによる)とは限りませんが、選ぶ仕様によっては、高くなるのが普通です。
ユニットバスのほうがまだ、価格差が小さいです。
在来のタイルを張ったりする浴室は、かつては当たり前でしたが、いまや少数派で、防水工事、左官工事、設備工事など、様々な工種が必要なことから、手間がかかるので、普通のユニットバスよりは、高くなります。
洗面化粧台も様々です。
造作家具で洗面化粧台を作ることもしていますが、普通の洗面化粧台よりは高くなるので、カウンター+洗面器とし、収納は背面などに物入を作ると安くすみ、かつ見栄えもよくなります。
完全分離型二世帯住宅ならこれらが、2セットずつ必要です。(普通は、全く同じグレードや大きさで設計することにはならないとは思いますが)
トイレ便器でも、INAXのサティスやTOTOのネオレストなどのタンクレストイレとタンク付きのシャワー付きトイレとでは、定価だけで、倍以上はします。グレードによっては3倍以上。
シャワーなしトイレと比べたら、さらに倍です。
トイレを階ごとに、2箇所設ける家が多いので、同じものを付けるなら、さらに倍です。
このように、設備ユニットや衛生陶器の差額を、坪単価に換算すると、5万円などの差は簡単につきます。

意味のない坪単価の比較

昨日のブログの話の延長ですが、私達が提出する計画案の坪単価と、お客様が他の工務店やハウスメーカーから聞いてくる坪単価を比較される方がいらっしゃいますが、それは意味のないことです。
比較する土台がまず、ばらばらです。
工務店やハウスメーカーがいう坪単価の中身や範囲を、しっかり把握しないと意味のない比較になりますが、それが難しいのです。
私達のホームページのNoteに坪単価の中身について書いています。
私達の提示する坪単価には、照明器具を含んでいます。ほとんど後から付ける器具がないからです。
また、造作家具も含んでいます。造作家具の有無は坪単価に大きな影響を与えます。
仮に、造作家具の合計が60万円で、延床面積が30坪の家なら、坪単価は2万円上がるのです。
昨日のブログでも書きましたが、私達の設計には「標準仕様」というものはなく、設計しながら、お客様のご要望を伺って、何を重視するか、何は普通でもいいか、何はなんでもいいなどメリハリを付けた設計をしていくので、それらが決まっていない状態の概算時に出す坪単価は、あまり意味のないものです。
上げようとも、下げようとも、それはこれから設計していく内容次第でどうにでも変わります。
ある意味、目標みたいなものです。
この目標の金額が高いのであれば、低い目標に変えればいいのです。
かといって、概算を示さずには計画はできません。
それは、建物以外にかかるいろんなものの予算配分をしなければならないからです。

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