Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

防犯・通風・採光・遮光できるエコな可動ルーバー雨戸 その4

昨日のブログの続きです。
すだれ や よしず 以外で、この機能に似ているものがあります。

窓の外に設置する、外付けブラインドをご存じでしょうか。
文字通り、窓の外に付けるブラインドです。
夏などのきつい日射を防ぎながら、明るさ、通風を確保する目的で設置するものです。
部屋の内側にブラインドを設置するよりも、外に設置したほうが、日射熱を格段に、室内に入れないですみます。
夏の昼間の冷房時、建物内に侵入する熱量の71%は窓から入る太陽の日射。
外付けブラインドなら日射エネルギーの80%以上をカットできます。
これは室内ブラインドによる遮熱性能の3倍にもなり、冷房効率を大幅に高めます。

ブラインドというより、羽根の丈夫な可動ルーバーといったほうが、イメージしやすいです。
電動で上げ下げや角度調整ができます。
日本では、ほとんど認知されておらず、オイレスなど国産メーカーもごくわずかです。
ドイツなどの欧州では、外付けブラインドが普及しています。
ドイツのヴァレーマが有名です。
価格が高く、また、外付けブラインドのフレームが常に露出するのが意匠上の考慮しなければならないところです。

外付けロールスクリーンというものもあります。
次回に続く。

防犯・通風・採光・遮光できるエコな可動ルーバー雨戸 その3

昨日のブログの続きです。
可動ルーバー雨戸は、防犯性を確保しつつ、風を通せることを前回、書きましたが、その他にも、いろんな機能があります。
そのひとつに遮光遮熱機能があります。
普通の雨戸は、夜か長期外出か台風の時ぐらいしか活用されませんが、可動ルーバー雨戸は、日中も活用できます。
ルーバーによって、きつい日射をふせぐことができるのです。
ルーバーを閉じれば、光が入ってきませんから、ルーバーを水平や斜めにすると、日射熱は反射しながら、光は入ってきます。
防犯上は、本当は窓を閉めてでかけたほうがいいと思いますが、日中のお出かけの際に、可動ルーバー雨戸を、活用して、でかけると、帰ってきた時に、家の中に熱がこもってしまうということが少なくできます。
日本では古来から、この機能を果たすものとして、すだれ や よしず が使われてきました。
原発事故以来、節電となるので、見直されてきています。
私たちの設計でも、すだれ や よしずを付けられるよう(場合によってはタープも)、軒先などにフックを付けることもあります。
しかし、すだれ や よしずは、自然素材でできているので、耐久性や強度に劣ります。
特に日射がきつい西側だと、毎年交換する必要もありえます。
また、当然ながら、防犯性はありません。

最近、耐久性を高めた、アルミ製のすだれというものが登場しています。

アルミDEすだれ
次回に続く。

防犯・通風・採光・遮光できるエコな可動ルーバー雨戸 その2

前回のブログの続きです。

YKK AP製の可動ルーバーの通風雨戸XRAを採用することが多いです。
色はサッシに合わせて、複数あります。
もともとは、雨戸取り換えのリフォーム用に開発された商品です。
普通の雨戸よりも、金額が高いので、予算が合わなくて、採用を断念した場合でも、シャッターでなく、雨戸を採用しておけば、入居後、予算の都合がついた時にでも、入れ替えることもできます。

可動ルーバー雨戸とは、普通の雨戸と異なり、文字通り、可動ルーバーが付いた雨戸です。
何枚もの、ルーバーという金属製の羽根が、垂直になって「閉」の状態の時は、普通の雨戸とそんなに見た目が変わりませんが、羽根を回転させて、水平や斜めなどに角度を付けることができるのが、大きな特徴です。
普通の雨戸やシャッターでは、夏の時期には、夜、寝る時に、防犯のために雨戸やシャッターを閉めることがあると思いますが、閉め切ってしまっては、風が通らないので、エアコンや扇風機に頼らざるをえません。
可動ルーバー雨戸は、上下に錠が付いていますので、防犯性を確保しつつ、窓を開けて、風を通すことができます。

雨戸中央の横桟があり、上と下で別々に羽根が動きます。↑上下両方開けた状態。

↑下だけ閉じた状態。

↑両方閉じた状態。
次回に続く。

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